確定申告書等作成コーナーで農業用収支内訳書の「経費」の「雇人費」についての考え方と「雇人費」欄の入力の仕方をご紹介。
確定申告書等作成コーナーの収支内訳書の「経費」の項目は21個ある。
項目によって「リンク」をクリックしてからデータを入力して行く項目と、空欄に直接入力する項目とがあるが「雇人費」はリンクをクリックし詳細ページを開いて入力する。
経費の項目の入力方法概要
・経費の項目が青字になっていて下線が引かれている項目は青い字の部分が詳細項目入力画面へのリンクになっている。
・黒い文字の項目は、空欄になっているボックスに直接金額を入力する。
・灰色の「ボックス」になっている部分は直接入力ができない。
ラジオボタンで選択すると、項目がリンクに変わるので、リンクをクリックして別画面で詳細を入力する。
・項目が空欄になっている部分は自由に設定できる項目。
空欄の中に項目名を付け加えて、金額部分の金額を直接入力する。
「雇人費」とは?
「雇人費」はようはアルバイトとかを雇った場合の給料報酬を必要経費として計上する場合の項目。
「生計を同一にする親族」の場合は通常は当てはまらない。
賃金だけでなく交通費なども含まれる。
「雇人費」の入力
1.収支内訳書を選択。
確定申告書等作成コーナーの白色申告の収支内訳書は「一般用」「農業所得用」「不動産所得用」の3種類に分かれている。
それぞれの収支内訳書の開き方はこちらの過去記事を参照してね。
2.農業所得用収支内訳書の「新規入力」または「編集」ボタンをクリック。
3.「収支内訳書(農業所得用)メイン」の画面が出てくる。
4.「雇人費」の文字をクリック。
5.「雇人費」の入力画面が出てくる。
6.各項目を入力し「入力終了(次へ)」をクリック。
支給額の「現金」「現物」の注意点
「支給額」の欄は「現金」「現物」の2項目ある。
「現金」は賃金や交通費など現金(お金)で払った報酬。
「現物」は「まかない(食事の供給)」「取れた農作物などを渡した」「品物を渡した」などのお金以外の報酬。
「現物」払いの注意
「現物」での報酬があった場合で生産している農作物で支払った場合などは、収支内訳書の「経費」の欄だけでなく、「収入」の「事業消費金額」の入力も必要となる。
コメント
農業の白色確定申告者ですが、私の子供に給料として、年間95万円支払っております。
子供は結婚して、家族3人で別世帯で、子供の配偶者の給与所得と農業収入で生活しております。
以上の背景の中で、子供ですが、給料として支払っていることに問題はありますか。
私の方からは、簡易源泉もしておりませんので子供が給料として、確定申告を行い配偶者の扶養となっております。何か問題がしょうじますか?