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確定申告書等作成コーナーで作れない申告書-令和4年(2022年)分

2022確定申告等作成コーナーで確定申告書が作成できないケースの確認画面 税金について知ろう
2022確定申告等作成コーナーで確定申告書が作成できないケースの確認画面

 確定申告書等作成コーナーではとても簡単に確定申告書を作って、送信することができる。

 確定申告書等作成コーナーから確定申告書を作って送信すると、還付金なども早く振り込まれる。

 マイナンバーカードやカードリーダーライターがなくても、確定申告書等作成コーナーを利用することができる。

 便利なのだが、確定申告書等作成コーナーが利用できる場合とできない場合もあったりして。

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確定申告書等作成コーナーで確定申告書が作れないケース

 残念なことに確定申告書等作成コーナーで確定申告書が作れないというケースがある。

 さて、それはどんなケース?

青色申告者で、事業所得及び不動産所得の収入金額より青色申告特別控除額が大きい
株式等の譲渡所得等に係る取引があり、さらに「相続税額の取得費加算の特例」をうける場合
平成19年4月1日以後に相続により取得した資産について相続のあった年の減価償却をする場合
死亡または出国の場合の準確定申告書を作成する場合
非居住者及びその年中に非居住者である期間がある場合
退職金が2か所から出ていて、一つが「法第201条第1項第2号適用分」の退職金である場合

 以上の場合は、確定申告書等作成コーナーで確定申告が作成送信できない。

 他にも、こまごま、確定申告書等作成コーナーで確定申告ができないケースがあるので、心配な人は確定申告書等作成コーナーに記載されている「ご利用ガイド」を確認してみて。

2022確定申告等作成コーナーで確定申告書が作成できないケースの確認画面

2022確定申告等作成コーナーで確定申告書が作成できないケースの確認画面

 とはいえ、わかりにくい文章だから、あまりピンとこないかもしれない。

 他に、過去の年の修正申告なども、平成29年までは確定申告書等作成コーナーを利用できる。

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確定申告書等作成コーナーを利用するには

 確定申告書等作成コーナーを利用するには「マイナンバーカードとカードリーダーまたはNFC/おサイフケータイ機能のあるスマートフォン 」または、「ID・パスワード」がいる。

税務署への提出方法の選択-確定申告等作成コーナー

税務署への提出方法の選択-確定申告等作成コーナー

 「ID・パスワード」方式で確定申告書等作成コーナーを利用する場合は、事前に税務署に行って手続きをする必要がある。

 といっても、この手続き、5分もあれば完了するごく簡単なもの。

 ちなみに、届け出は無料だし、1回届け出れば、そのあとずーと使うことができる。

 確定申告書等作成コーナーからID・パスワード方式の届出を行うこともできるが、この場合は、マイナンバーカードとICカードリーダライタが必要。

 それくらいなら、わざわざID・パスワード方式の届出をするより、マイナンバーカードとカードリーダーで確定申告書等作成コーナーを利用したほうが現実的。

 お金をかけたくない人はID・パスワード方式にするか、マイナンバーカード+スマートフォン。

 カードリーダライタのある人はカードリーダライタ+マイナンバーカードで利用を開始すればよい。

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