労働金庫に貯金しているサラリーマンは多いと思う。
労金を利用していて問題になるのは「職場を辞めた時」。
特に、転職先が今まで利用していた労金の管轄外だったりした場合だ。
労金にはメリットも多い
サラリーマンにとっては、職場の労働組合と直結しているので、労金で自動的に積み立てしてたりするケースが多いみたいだ。
労働金庫は各種ローンが低金利だったり、繰上げ返済がしやすかったりする。
利便性はサラリーマンにとっては大きいものがある。
転職退職で問題発生
労金を利用していて問題が発生するのは退職や転職する場合。
次の職場が同じ労働金庫の管轄ならいいのだが、県が違ったりすると、預金が引き継げないとかローンの条件が変わるケースがあるのだ。
全国の労働金庫
労金の場合、○○労働金庫と名前がついていても、銀行のような××銀行の○○支店という感じではない。
同じ労金とついていても、それぞれの地域毎で分れていて、金融機関としてはほぼ別物。
例えば、中央労働金庫と東北労働金庫は別物の金融機関だと思ったほうがいい。
日本全国でどれだけ労金があるかというのを参考までに
窓口でたいていの手続きはできる
例えば、中央労働金庫の管轄地域から、北海道に引っ越した場合、中央労金で作った預金は北海道労金の預金に引き継ぐことができない。
とはいえ、労働金庫の普通預金はセブンイレブンや全国の労働金庫のATMで入出金は手数料ゼロで可能。
出金に関してはイオン銀行ATMでも手数料無料で出金が可能だ。
また、管轄が違っても窓口に行けば、どこの労金の通帳でも、記帳・入出金・繰越・定期の解約手続きができることがほとんど。
ネットバンキングでも、定期預金の解約手続きができるので、預金に関してはそれほど不便でもないかも知れない。
通帳その物の解約も連絡を取ってくれたりはする。
問題はローン
労金で住宅ローンなどを組んでいる人は、同じ労金の管轄内で転職しても注意がいる。
次の職場が労金と取引が無いと繰上げ返済や保証人を求められるケースもある。
実際管理人は労金で住宅ローンを組んでいて、転職する時に「保証人を付けてくれ」といわれた。
断固拒否したけど。
だって、一回もローンを滞納したこともないし、保証協会を付けていたし、保証人を付ける理由ないもん!
結局、ボーナス分相当額の切り上げ返済をして、退職した。
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