確定申告書等作成コーナーで作ることができる申告書と追加機能

税金について知ろう

2015.01.222015.01.24

　確定申告書等作成コーナーが利用できるようになった。

　平成26年度確定申告書等作成コーナーで作成できる申告書は？

　25年度分と比べてどのような機能が追加されているかを知っておこう。

　昨年までは確定申告書等作成コーナーでは山林所得の確定申告書は作れなかった。

　今年はどうだろう。

山林所得は平成26年度分確定申告書等作成コーナーでも申告書類作成不可

　山林所得は昨年度の確定申告作成コーナーでは作成できなかった。

　本年度も注意書きを見てみると「山林所得」は申告書が作成できないようだ。

　還付申告や事業を営む方の申告のほか、山林所得を除く全ての所得に対応した申告書を作成できる。

　青色申告決算書及び収支内訳書の一般用、農業所得用、不動産所得用の作成。

　青色申告決算書については、現金主義用も作成できる。

　個人事業者の「消費税及び地方消費税確定申告書」の一般用、簡易課税用及び各申告書に添付する付表を作成できる。

　財産の贈与を受けた個人が提出する「贈与税の申告書」を作成できる。

　確定申告書等作成コーナーで平成22年度分からの更正の請求書・修正申告書の作成ができる。

　振替納税の「預貯金口座振替依頼書兼納付書送付依頼書」を作成でる。

　e-Taxによる提出不可。

　昨年度と作成できる確定申告書の種類はあまり変化が無い。

　ただし、追加された機能もいくつかある。

　タブレットでの一部の申告書の作成が可能になった。

　ただし、e-Taxによる提出不可。

　申告書等を作成することができる年分が４年分から５年分（平成22年分から平成26年分）に変更された。

　「配当集計フォーム（エクセル）」をダウンロードできるようになった。

　扶養控除の入力後に計算結果確認画面が表示される。

　16歳未満の扶養親族の入力を行った際に、続けて住民税・事業税に関する事項を入力できる。

　複数の税率（消費税率３％を除く。）の適用がある場合にも作成できるようになった。