闇金からの振り込みが会社名とは限らない。
個人名で振り込まれてくることもあるようだ。
個人といっても闇金の経営者の名前じゃない。
いわゆる「客振り」というやつ。
どういう仕組みで、闇金にとってどんなメリットがあり、借りた側にどんなデメリットがあるのだろう。
闇金って何?
そもそも、闇金っていったい何だろう?
闇金は国や都道府県に賃金業としての登録をしていない「違法な業者」のこと。
反社会的勢力の資金源とも言われている。
闇金にも種類がある?
まあ、いろいろとあることよ。
「客振り」って?
闇金の手口「客振り」ってどういうものか?
例えば、お金に困っているAさんとBさんがいた場合。
1.闇金が「Aさん」にお金を貸す。
2.闇金から、「Bさん」口座を返済金の口座として指定される。
3.「Aさん」は「Bさん」の口座を「闇金の口座」だと思って入金する。
4.「Bさん」は「Aさん」を闇金だと思う。
「客振り」の何が問題?
一見すると、「客振り」という手法、闇金には何のメリットもなさそうだが…。
もちろん、闇金側にメリットがあるわけで。
闇金側のメリット
闇金側のメリットとしては、例えば
など、闇金側にとってはリスクを減らす効果がある。
一方、お金を借りた側はリスクが大きい。
お金を借りた側のリスク
闇金側にメリットが大きい「客振り」だが、借りた側にはデメリットが大きい。
というよりリスクが大きい。
例えば
ということで、お金を借りた側は、普通に返済しているつもりでも、警察などから見ると「闇金業者」「反社会的勢力の資金源」と見えてしまう。
こうなってくると、下手をすると、警察の取り調べを受けることになってしまう。
警察の取り調べを受けるだけならまだしも、闇金業者から「警察からはあなたが犯罪を犯したとみなされている」とか脅かされて、もっとやばい犯罪に巻き込まれかねない。
例えば、銀行口座を作れとか、携帯電話を契約しろとか。
こうした銀行口座や携帯電は闇金の集金や詐欺に使われる。
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