事業割合が100%以外の場合の減価償却費。
仕訳はどうしたらいいのかな?
事業割合が100%なら、そのまま必要経費になるが、100%以外なら、一回、減価償却費として仕訳して、再度、事業主貸で仕訳しないと、おかしなことになる。
去年これを忘れたらしく、貸借対照表の資産の期末の額が未償却残高と合わないという、おかしなことになってしまった。
事業用割合がある場合の減価償却と仕訳
もっと簡単な方法があるのかもしれないが、今回行った仕訳はこんな感じ。
借方⇒減価償却費:本年度分の償却費合計、貸方⇒減価償却資産等の勘定科目:本年度分の償却費合計
借方⇒事業主貸:本年度分の償却費合計-本年度分の必要経費算入額、貸方⇒減価償却費:本年度分の償却費合計-本年度分の必要経費算入額
要は、1回減価償却費の全額(100%)を仕訳で計上し、その後100%の償却額から必要経費分を引いた額を事業主貸(私用で利用している分の減価償却)として仕訳する。
この仕訳で、Excel簿記に入力すると、貸借対照表と損益計算書が、上の図のようになり整合性が取れる。
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