ハイターと一口で言っても、中身と効果に違いあり

 ハイターといえば漂白剤。

 もともとは、花王というメーカーの商品名だが、あまりにも有名なので、漂白剤の代名詞になっている。

 けど、このハイター種類によって成分が違うというのは知ってる?

 漂白剤も成分を理解すると、思わぬ節約につながるかも。

ハイターは次亜塩素酸ナトリウムが主成分

 「ハイター」は次亜塩素酸ナトリウムというのが主成分。

次亜塩素酸ナトリウムの特徴

 次亜塩素酸ナトリウムはいわゆる塩素系漂白剤。

 次亜塩素酸ソーダとも呼ばれる。

 水道水やプールなどの殺菌に使用されている。

 多くの細菌やウイルス、芽胞に効果がある。

 ノロウイルスの殺菌にも効果があるといわれている。

 漂白効果は強い。

 衣類に使う場合、色柄ものに使うと色が落ちる。

 色柄物の繊維製品や毛・絹・ナイロン・ポリウレタン・アセテート、金属製ボタン・ファスナーなどには使うことができない。

 酸性の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生する。

次亜塩素酸ナトリウムを含む商品

次亜塩素酸ナトリウムを含む漂白剤には以下のものがある。

・ジアエース、アサヒラック、バイヤラックス⇒次亜塩素酸ナトリウム12%
・ピューラックス-10、ハイポライト10、アサヒラック、アルボースキレーネ⇒次亜塩素酸ナトリウム10%
・ピューラックス、次亜塩6%「ヨシダ」、アサヒラック、テキサント⇒次亜塩素酸ナトリウム6%
・ハイター、キッチンハイター、ブリーチ、ジアノック⇒次亜塩素酸ナトリウムの濃度5から6%
・トイレハイター、ミルトン、ミルクポン、ピュリファン⇒次亜塩素酸ナトリウム 1 %
・キッチン泡ハイター、カビキラー⇒次亜塩素酸ナトリウムの濃度0.5から0.6%
・パイプハイター⇒次亜塩素酸ナトリウム0.8%

 それぞれの製品の違いは、メーカーの違いや洗剤成分・粘度を増す成分などが入っているかどうか。

 パイプ掃除もトイレ掃除もハイター、キッチンハイター、ブリーチ、ジアノック、ピューラックスのどれか1本あれば、あとは、薄めて、アルカリ性か中性洗剤を加えれば、利用できるということになる。

 ちなみに、キャップ1杯が大体20から25ml。

 カビ取り剤としてハイター、キッチンハイター、ブリーチ、ジアノック、ピューラックスを使う場合は12倍に薄める(500mlのペットボトルにキャップ約2杯)。
 パイプ掃除なら8倍(500mlのペットボトルにキャップ約3杯)。
 トイレ掃除なら6倍(500mlのペットボトルにキャップ約4杯)。

 ハイターやブリーチなどに比べると、パイプハイターやキッチン泡ハイターは、値段が高い。

 倍くらい違う。

 濃度と洗剤が入ってるかどうかだけの違いなら、ハイターやブリーチ1本で転用したほうがものすごく得になる。

ノロウイルスの消毒に使う場合

ノロウイルスの消毒に使う場合、

 はいたものがかかった場所、モノについては、家庭用のハイター、キッチンハイター、ブリーチ、ジアノックなどなら水1Lに対し、キャップ1杯(約20~25ml)で次亜塩素酸ナトリウム濃度約0.1%(ペットボトルのキャップ4 杯で次亜塩素酸ナトリウム濃度0.1%)。
 直接はいたものがかかった場所以外の場所や食器の消毒は次亜塩素酸ナトリウム濃度0.02%の溶液で拭く。

色柄ものに使えるワイドハイターの主成分は?

 「色柄ものに使える」というワイドハイターの場合、主成分は過酸化水素。

 いわゆる酸素系漂白剤。

 粉末のものは、過炭酸ナトリウムが主成分。

過酸化水素の特徴

 衣類の漂白、髪の脱色、オキシドール(オキシフル)として傷の消毒、うがい薬に使われる。

 弱酸性。

 水洗いできるものなら、ウール・シルクを含むすべての繊維に使うことができる。

 金属染料や金属製のボタン・ファスナーなどには使用できない。

 ノロウイルスの殺菌には使用しない。

過炭酸ナトリウムの特徴

 弱アルカリ性。

 液体の酸素系漂白剤よりも漂白力が強い。

 毛・絹、金属染料や金属製のボタン・ファスナーなどには使用できない。

過酸化水素・過炭酸ナトリウムを含む漂白剤

 過酸化水素を含む漂白剤は

・ワイドハイター

 過炭酸ナトリウムを含む漂白剤は

・オキシクリーン

還元系漂白剤

 還元系漂白剤はさび・水分中の鉄分などを分解する。

 ハイドロハイターなど。

スポンサーリンク

シェアする

フォローする