兼業農家であろうと専業農家であろうと、確定申告の必要はある。
選ぶ申告書は、兼業農家なら白色申告か青色申告。
青色申告の場合、農家の確定申告はちょっと大変。
我が家は、白色申告なので、白色申告に限った話をしよう。
兼業農家の確定申告、申告用紙はどれを選ぶ?
1、農業用収支内訳書
2、確定申告Bの用紙
3、東日本大震災の被害を受けた人は、申告書第四表(損失申告用)・申告書第四表付表(損失申告用)
これらの申告用紙は全て税務署においてある。
確定申告計算のために必要な書類
必要経費の領収書と内訳
- 該当年度の固定資産税の内訳書。
- 農業共済、自動車共済、建物などの保険などの領収書。
- 自動車税の領収書。
- 光熱費、被服代、農薬、肥料、農業関係の修繕費(車検代なども含む)、雑費などの領収書。
- 種などの領収書。
- 土地を借りている場合などはその支払い代金の領収書。
- 人を雇った場合の人件費に関する書類。
収入計算のために必要な書類
- 納品書など。
前年度の確定申告書の控え
減価償却費や期末残・期首残の計算のために前年度の確定申告書の控えが必要になる。
最初に計算するべきものは?
領収書などを基にして各項目ごとに経費計上分を計算して行く。
手書きでも表計算ソフトを使ってもいいが表計算ソフトのほうが並び替えができて楽。
表計算ソフトで必要経費の計算をした場合プリントアウトして残しておく。
手書きの場合も計算書類を残しておく必要がある。
収支内訳書の記入
農業用収支内訳書の裏側から計算・記入していく。
国税庁確定申告書等作成コーナーの場合の収支内訳書
今年の確定申告書等作成コーナーの収支内訳書や決算書の入力画面は、今までと大きく変わった。
でも、入力はかえって簡単になったみたい。
使いやすくなった。
1.〔作成する決算書・収支内訳書の選択〕で「収支内訳書」を選ぶ。
2.収支内訳書に入力する所得の種類を選ぶ。
3.収入、経費などの各項目をクリックする。
4.それぞれの項目を入力する。
数字を入れて『入力終了(次へ)』のボタンを押すと、収支内訳書のメイン画面に計算された収入が表示される。
*確定申告作成コーナーで収支内訳書の作成をしたい人はこちらとその関連記事を参照してね。
確定申告書等作成コーナーで収支内訳書を作ると、そのまま送信できる。
あるは、印刷して税務署に持っていけるので便利です。
計算も簡単。
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