さて、今回は国民健康保険の扶養家族について。
実は国民健康保険には「扶養家族」という概念は無い。
「え?でも私は自営業の旦那の国民健康保険を使ってるわ」って?
それは健康保険証が1枚だから勘違いしてるだけです。
国民健康保険の保険証は1枚でも保険料は家族の人数分払っている
国民健康保険の場合、保険証(被保険者証)は世帯の代表(世帯主)もしくは個人に交付される。
でも、実は保険料はその世帯の個人個人にかかってくる。
国民健康保険の保険料の請求は世帯主にされるので「夫の国民健康保険に加入している」様な感じがしてるだけ。
国民健康保険料が高いと感じるのは
国民健康保険料が「高い」と感じるのにはいくつか理由がある。
- 会社の健康保険の場合健康保険料は労使折半になっている。
要するに
「保険料の半分は会社が払ってくれている」
ということ。 - 会社の健康保険の扶養家族の保険料は夫が払っているわけではない。
夫も含めて社会全体が扶養家族の保険料を払っている。 - 国民健康保険の保険料は世帯構成員個々に生じる。
というようなわけで「国民健康保険料は高い」と感じてしまう。
サラリーマンの専業主婦の保険料はかからないのに保険は使える。
自営業の妻は専業主婦でも保険料はかかる。
しかも、サラリーマンの専業主婦の保険料まで負担している。
とまあ、なんとも不公平な話。
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