国民年金を滞納するとどうなるか?
将来もらえる年金も当てにならない・・・。
そう思う人が多いせいか、国民年金の未納者ってのも結構いるようだ。
厚生年金は、サラリーマンは強制的に払うからね(厚生年金に加入していない、あこぎな会社は別として)。
で、国民年金を滞納すると、いったいどんな問題があるのかな。
『どうせ将来、年金なんてもらえない!だから年金なんて納めなくてもあまり関係ない』かもしれないけど・・・。
問題はそれだけ?
国民年金を納めなかった場合に起こる問題
- 保険料納付済期間が国民年金加入期間の3分の2以上無いと、障害年金・遺族年金がもらえない。
- 滞納期間が2年以上で、高額な所得がある場合、強制執行・差し押さえの可能性がある。
- 督促状が届く・延滞金を余分に払わなければならなくなる。
督促状を無視すると財産の差し押さえに及ぶケースもある。 - 年金加入期間が25年以上ないと、将来的に年金がもらえない(平成29年4月からは必要な加入者期間等は10年に短縮される予定)
- 年金未納期間があると、年金額が減る。
国民年金の延滞金
ちなみに、国民年金の延滞金は結構高い・・・。
カードローン並みの比率だったりして・・・。
国民年金の滞納金の利率
国民年金の滞納金の利率は年14.6%。
しかも、延滞金が発生するのは、督促状で指定された日の翌日からではなく納付期限からの計算になる。
2年間の保険料(約35万円)に年率14.6%の金利がかかり、約5万円の利息が発生することになる。
未納13カ月以上で所得200万円(控除後の所得金額)以上の人は、強制徴収の対象者。
国民年金の支払いが難しい場合は
国民年金の未納者に対する対応は、年々厳しくなってるようで、ま、督促状とか届く前に、免除とかの申請をしたほうがいいんじゃないかな?と思う。
老齢年金はもらえないかもしれないけど、いざって時に、障害年金とか遺族年金とかもらえなくても困るしさ。
なんたって、滞納金の支払いはばかばかしいし、財産差し押さえなんかになったらもっと目が当てられない。
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