いわゆる、ネットバンクは、預金の金利が一般の銀行に比べて6倍前後とダントツに高い。
はっきり言って、普通の銀行やゆうちょ銀行に預けておくのがばかばかしくなるような金利の違いだ。
ネットバンクの定期預金金利が高金利になるわけは?
どうして、高金利になるのかといえば『実際の店舗を持たないから』
人件費や店舗の土地建物の経費がかからないせい。
ほとんどが、コンビニやゆうちょなどのATMから入出金する。
その他のやり取りは、インターネット。
大抵のネットバンクは、コンビニATMやゆうちょのATMが無料で使える(時間的な制約があるが)ので、ネットにつなげる環境なら、まず、全国どこに行っても不自由しない。
セキュリティもいろいろと工夫されている。
クレジットカードや公共料金の引き落としができないのはネットバンクだけじゃない
ゲンダイネットの記事で『開業10年 ネット銀行の強みと弱さ』と題して、『公共料金やクレジットの口座引き落としが利用できない(ネット専業)銀行もある』なんて記事を出してたが・・・。
実は、公共料金やクレジットカードの引き落としは普通の銀行やJAバンクなどでも、できないケースがある。
自治体・カード会社によって、出来るところとできないところがあるので、ネットバンクだけの弱点とはいえない。
大きな災害の時には窓口のある銀行が頼りになる
ネットバンクに特有の難点があるとすると、東日本大震災みたいな大規模災害のときだと思う。
『キャッシュカードも身分証明書もなくなってしまって、ネットバンクの連絡先もわからない。郵送手段もなくなった。』
『停電でATMがつかえなくなった』
なんて場合。
実店舗のある地元銀行なら、窓口で何とか預金が引き出せるが、ネットバンクは、ちょっと難しい。
ま、そういう意味では、地方に住んでいると、メガバンクなどは支店数が少なく取引できる窓口が近くになければ、同じような状況になる。
災害に備えるのなら、地元に窓口が多い地銀・ゆうちょ銀行、職場で手続きできる労働金庫などに、ある程度の預金を入れておいた方が安心。
金利の高いネットバンクと金利が低くてもいざというときに窓口が近くにある一般銀行うまく、使い分けるのがいいんじゃないかと思う。
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