国民年金保険料の【早割】
まずは国民年金保険料の【早割】について国民年金保険料の【早割】ってどんなもの?
国民年金保険料は、現金で保険料を納めても、口座振替で納めても基本的には、翌月末の支払いになる。 国民年金保険料を口座振替にして、かつ、当月末振り返るようにすると「国民年金保険料を早く払った」ということで、どの分、国民年金保険料を割引してくれる。 これが国民年金保険料の【早割】。幾ら位安くなる?
毎年、割引額が改定されるので、はっきりとは言えないのだが、令和6年度は通常の保険料支払い額より、60円/月安くなる。 1年間で720円お得。 令和5年度は月50円(年間600円)の割引だったので、令和6年の早割のほうがお得度が高い。 まあ、年金保険料自体が上がってるのもあるけど。国民年金保険料を【早割】で納めるには?
国民年金保険料を【早割】で納めるには 口座を持っている金融機関または年金事務所へ申出書を提出する。 この申請書は、ケースによって3種類ある。1)口座振替による納付を始めるとき、振替口座を変更するとき⇒「国民年金保険料 口座振替納付(変更)申出書 兼 還付金振込方法(変更)申出書」
2)振替方法のみ変更するとき⇒「(振替方法変更用)国民年金保険料 口座振替納付(変更)申出書 兼 還付金振込方法(変更)申出書」
3)還付金振込方法のみ申出するとき⇒「(還付金振込方法申出用)国民年金保険料 口座振替納付(変更)申出書 兼 還付金振込方法(変更)申出書」
各申請書には、「振替方法」という項目があるので、そこで「当月末振替(早割)」という振替方法を選び、申請書を年金事務所へ持参または郵送する。
あるいは、金融機関に申請書を持参する。
申出書は、金融機関や年金事務所に置いてあるが、国民年金機構のHPからダウンロードし、自宅で印刷・作成して、郵送で提出することもできる。
早割よりももっとお得な国民年金保険料の【前納】
国民年金の保険料は、まとめて払い込むと早割より割引率が高くお得。 2014年4月末からは、国民年金保険料の口座振替分2年前納(2年間分前払い)制度が導入された。 また、2017年からはクレジットカードでも口座振り込みでも現金でも国民年金保険料を前納できるようになった。 国民年金保険料の前納制度を賢く使って、得をしよう。国民年金保険料の前納期間
国民年金保険料の前納の期間は の3種類。国民年金保険料の前納方法
国民年金保険料の前納方法は の3種類。前納期間による国民年金保険料の割引額
令和6年の国民年金前納割引はすでに厚生労働省から発表されている。6ヶ月前納の場合の保険料額
6ヶ月前納の場合の保険料額(令和6年4月~令和6年9月分の保険料または令和6年 10 月~令和7年3月分の保険料が対象)は口座振替の場合:100,720円(毎月納める場合より1,160円の割引)
現金納付の場合:101,050円(毎月納める場合より 830円の割引)
1年前納の場合の保険料額
1年前納の場合の保険料額(令和6年4月~令和7年3月分の保険料が対象)は口座振替の場合:199,490円(毎月納める場合より4,270円の割引)
現金納付の場合:200,140円(毎月納める場合より3,620円の割引)
2年前納の場合の保険料額
2年前納の場合の保険料額 (令和6年4月~令和8年3月分の保険料が対象)は口座振替の場合:397,290円(毎月納める場合より16, 590円の割引)
現金納付およびクレジットカードの場合:398,590円(毎月納める場合より15, 290円の割引)
当然のごとく、【口座振替で2年前納】が一番国民年金保険料が安くなる。
国民年金保険料の前納の手続き
国民健康保険料を前納にする手続きは、振り込みの場合は早割と同じように申請書の「振替方法」という項目で振替方法を選び、申請書を年金事務所へ持参または郵送する。
あるいは、金融機関に申請書を持参する。
1)口座振替による納付を始めるとき、振替口座を変更するとき⇒「国民年金保険料 口座振替納付(変更)申出書 兼 還付金振込方法(変更)申出書」
2)振替方法のみ変更するとき⇒「(振替方法変更用)国民年金保険料 口座振替納付(変更)申出書 兼 還付金振込方法(変更)申出書」
3)還付金振込方法のみ申出するとき⇒「(還付金振込方法申出用)国民年金保険料 口座振替納付(変更)申出書 兼 還付金振込方法(変更)申出書」
現金の場合は納付書が自宅に送られてきたらその納付書の中から、前納する機関の納付書を選んで、金融機関やコンビニなどで保険料を納付する。
クレジットカード払いの場合は「国民年金保険料クレジットカード納付(変更)申出書」を年金事務所へ持参または郵送する。
クレジットカードの名義人が被保険者本人または被保険者の配偶者以外の場合は、「国民年金保険料クレジットカード納付に関する同意書」も提出する。
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