確定拠出年金は一応、私的年金の一種なのだが、税制上は、他の個人年金などよりも優遇されている。
ちょっと、確定拠出年金の税金についてみてみよう。
確定拠出年金の税金
1、掛け金(保険料)は、全額所得控除の対象。
2、配当や譲渡益が非課税。
3、年金で受け取るときには、公的年金控除の対象になり、一時金として受け取るときには、退職金控除の対象になる(いずれも雑所得)。
確定拠出年金以外の個人年金の場合の税金
1、最高で10万円の所得控除を受けることができる。変額年金は、生命保険料控除の対象。
2、雑所得として課税。
必要経費としての掛け金を引いた後の所得の計算になるので、税金がかからないことはある。
年金控除などはない。
と言うことで、他の個人年金に入るのならば、確定拠出年金に入ったほうがはるかにメリットが大きいようだ。
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