前年度の未払い金の仕訳どうやって処理する?
青色申告の場合、発生主義をとると、ものの購入日と代金の引き落とし日が違っていたりする。
年度の終わりと年度の初めの処理ってどうするんだ?
年の終わりと年の初めの処理はまず、貸借対照表に記入する必要がある。
貸借対照表の数字が合わない
おいらは、はじめ引き落とし日に[借方]未払い金/[貸方]事業主借で処理しようとしたのだが・・・。
どうも、複式帳簿ソフトの貸借対照表や決算書の数字が合わなくなる。
[決算時に計上した未払金は、翌期首に元の勘定科目に振戻仕訳を行う必要がある]
という項目を発見。
で、いろいろいじってみた結果。
1/1[借り方]未払い金/[貸方]水道光熱費(ガス代だったので)、1/1[借り方]水道光熱費/[貸方]未払い金と二つの仕訳を付け加えた。
これで、貸借対照表、決算書の数字はきちんとあった。
けど、よく考えたら、この仕訳だと、別に前期の未払い金は、仕訳しないでも貸借対照表、決算書の数字は変わらない。
ついでに、前年度の売掛金の処理が『[借り方]預金/[貸方]売掛金』なのに、つじつまが合わない。
で、もっと考えた結果・・・。
貸借対照表の期首金額が問題かも
1.今期の仕訳は『引き落とし日に[借方]未払い金/[貸方]事業主借』
*全部の前期未払い金を同様の処理をして計上する。
全部の前期の未払い金の処理が終わらないと、今期の未払い金の金額がきちんと計算されない。
2.貸借対照表の「負債・資産の部」の期首に未払い金の金額を入力。
3.資産の部の期首に前年度の現金、預金、売掛金の額を入力。
4.入金に[去年の元入金]+[去年の青色申告控除前所得]+[去年の事業主借](事業主が補填した額) -[去年の事業主貸](事業主が生活費として使った額) =[今年の元入金]の金額を入力。
これで、やっと、問題解決したようで、計算があった。
貸借対照表の前年度分(期首)から処理を始める
要するに、まず貸借対照表の前年度分の残高を期首に入力することから始めなかったのが敗因だったらしい。
市販のソフトなら、昨年度の期首データーを自動で読み込んでくれるのかもしれないが、まあ、複式帳簿を付けるのに、フリーソフトを使ってるからなあ。
そこまで親切じゃないわけ。
コメント