シニアカーは主に高齢者が乗って移動するためのもの。
エンジンが付いていて、足腰の弱い人や体力がない人でもある程度の距離を移動できる。
いわば、電動カートなのだが、さて、このシニアカー、法律的には車になるのか?
電動自転車は車両(車)扱いだけど…。
セニアカー?シニアカー?
シニアカーのことをセニアカーという人もいる。
一体どっちが正しい?
実は、スズキが制作したシニアカーの一種がセニアカー。
セニアカーは商品名だってことだ。
シニアカーは車いす
シニアカーは動力が付いていて、人力で動かすわけではない。
そう考えると、電動自転車や原付バイクなどと同じ「車両」になりそうなものだけど。
実は、車いすの扱いなのだそうだ。
動力のついた「車いす」ということなので、公共の道路では、歩道を走るのがルール。
歩道がなければ、道路の右側を走る。
これがルールなのだそうだ。
シニアカーおよび電動車椅子のスピードは6 km/h まで。
この速度は「大人が速足で歩くスピード」と同じなのだそうだ。
なので、シニアカーは、歩行者というくくりになっている。
これ以上スピードの出るシニアカーがあるとしたら、これは、もうシニアカーではなくて、別の車両ということになる。
ちなみに、坂道は10度まで登れるように設計されているそうだ。
ちなみに、施設の中では、その施設に対応を任されているのだそう。
シニアカーに乗ったまま、施設に入れるかどうかは、法律的な縛りがなく、その施設次第ということになる。
シニアカーの運転には免許がいらない
シニアカーは「電動車いす」の一種。
なので、運転するのに免許がいらない。
シニアカーはどこで手に入れる?
シニアカーの入手ルートは、介護保険でのレンタルと自費での購入。
介護保険ならレンタル
介護保険を利用するばあい、シニアカーはレンタル。
レンタルの場合、月2,000~3,000円程度で借りることができる。
購入する場合は補助金が出ることも
購入の場合、介護保険は適用されないが、市町村によっては条件付きで購入の際に補助金が出るケースもあり。
この場合の条件は65歳以上といった年齢に関するものや、運転免許証を返納しているなどだが、自治体によって条件が違う。
介護保険を受けれる人は、まず、ケアマネに相談してみるとよいと思う。
シニアカーを購入する場合は福祉用具を扱う事業所やシニアカーメーカー、オンラインストアなどで購入できるが、どこで、福祉用具を扱っているかなど、普通わからないので、やはりケアマネや包括支援センターに相談すると、購入先を教えてくれる。
値段は、新品で20万円台から。
中古品も市場に出回っている。
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保険の取り扱いは歩行者
民間の保険の取り扱いは、「歩行者」。
セニアカー運転中の事故は「歩行中の事故」という扱いになる。
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