ニュースで話題のビットコイン。
実体のない仮想通貨であるビットコインなるものがどうして普及したのか?
ビットコインはどうやって使うのか?
ちょっと調べてみた。
海外でのビットコイン事情
海外のネット上にはPCやデジタルカメラ、時計といった多彩な商品を揃えるビットコイン用の通販サイトがある。
アメリカではウォルマートやセブン-イレブンといったリアル店舗でも、eコマースで使用するためのビットコインを購入できる。
ビットコイン購入方法
ビットコインは、ネット上に存在する取引所で、ドルやユーロ、円など、さまざまな通貨と交換する。
実際の通貨とビットコインの交換レートは、経済の状況や需要によって変動する。
ビットコインのメリット
・ビットコイン決済は、基本的に手数料がかからない。
クレジットカードの場合、海外の通販サイトで円以外の通貨で決済すると1.6%程度の手数料がかかる。
また、為替によっても実際の請求額が変わってくる。
ビットコインでの決済は国境をまたいでも基本的に請求額が変わらず、共通の通貨を使っているような感覚で取引できる。
・ビットコインは現金通貨と違い銀行を通さないため、国際送金の手数料がかからない。
・ビットコインはクレジットカードと違い決済に時間が必要ない。
・ビットコイン購入の際には個人情報を必要としないため銀行口座などを持たなくてもスマホなどで簡単に取引できる。
ビットコインのデメリット
・日本ではビットコインを利用できるシーンが少ない。
・「現実の通貨」の為替以上に交換レートが大きく変動する。
・ビットコインを管理監督する機関がなく、取引所がつぶれた場合の対処が不透明。
ビットコインは通貨や電子マネーと違って法的な位置づけが曖昧で、利用者を保護したり、業者を規制したりする法制度が未整備。
ビットコインの取引所は、当局への届け出が不要で、取引を仲介するノウハウがあれば、誰でも開設できる。
発行を受ける際に金の払い込みが伴わないため、電子マネーを規制する資金決済法の対象とならない。
金券ショップを取り締まる古物営業法の適用も難しい。
ということで、トラブル時の利用者保護は難しいのが実態のようだ。
ちなみに、今回問題になっているビットコインの取引所Mt.Goxは世界最大のビットコインの取引所だそうだ。
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