「僕の代わりに、銀行口座を作ってくれたら、お礼に〇万円あげる」といわれたら、あなたはどうする？
あるいは「口座買取します #口座買取」「買取強化 〇〇銀行 〇〇銀行#口座買取」なんてのを見かけて、「じゃあ自分の使っていない口座をお金に変えよう」なんて思う？
これをやったら、あなたも立派な犯罪者になれる。
自分名義の銀行口座を他人に売る目的で開設すると
「自分名義の銀行口座を他人に売る目的で開設」
これは、銀行に対する詐欺罪になる。
刑罰を食らうだけでなく、作った銀行口座の他の銀行口座もすべて利用停止にされてしまう可能性が高いそうだ。
新規の銀行口座作成もできなくなる恐れがあるんだって。
所有していた銀行口座を売買した場合
所有していた銀行口座を売買した場合、「犯罪収益移転防止法」という罪になる。
刑罰だけでなく、作った銀行口座の他の銀行口座もすべて利用停止にされてしまう可能性が高い、また、新規の銀行口座作成もできなくなるのは、「自分名義の銀行口座を他人に売る目的で開設」した場合と同様。
ちなみに
要は、「やばい人たちに銀行口座を悪用されることに加担した」ら、あなたも、犯罪者になってしまうということ。
口座売買の検挙数
銀行口座を売り買いすることを「口座売買」という。
「別に、自分が納得してればいいでしょ。お金になるんだから。ばれないし。」と思っている人、実際の口座売買の検挙を見てみましょう。
R3の警察発表では、
この数を多いとみるか少ないとみるか。
それはあなた次第だが。
銀行口座の売買はなぜいけない？
ところで、銀行口座の売買はなぜいけないのだろう。
売買された銀行口座は、振り込め詐欺（投資勧誘詐欺や還付金等詐欺など）、資金洗浄（ヤミ金融業者、マネーロンダリング）、ネットショッピング詐欺など、さまざまな犯罪で悪用される。
悪い人たちは、自分の銀行口座で取引をしない。
なぜなら、すぐに自分の正体が警察にばれてしまうから。
買い取ったりした他人の銀行口座を使って取引する。
警察から見れば、銀行口座の持ち主までしか追及できず、大本の悪い人までたどり着くことが難しくなる。
「おこづかい稼ぎをしませんか」「手軽に高収入が得られるバイトがあります」に注意
インターネット上やSNSやメールで「おこづかい稼ぎをしませんか」「手軽に高収入が得られるバイトがあります」なんてのを見つけたら、軽い気持ちでのっかってはいけない。
簡単に高収入・お小遣い稼ぎの言葉の裏には、自分が犯罪者になる大きなリスクが潜んでいるかも。
銀行口座などを人に売ってしまった場合どうしたらいい？
「もう、銀行口座（キャッシュカードや通帳・口座のユーザーネームやパスワード）などを人に渡してしまった」なんて場合、どうしたらよいのだろう？
これに限る。
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