ATMの暗証番号はサーモグラフィーで簡単に読み取れるらしい。
サーモグラフィーというのは温度を画像で表す装置のことだ。
ATMを操作しているところをサーモグラフィーで撮影すると、押した順番に色変わりのボタンを撮影できるのだとか。
ATM暗証番号の読み取り成功率80%
アメリカの大学でサーモグラフィーによるATM暗証番号の読み取り実験をしたそうだ。
このときの成功率80%程度。
ATM暗証番号のサーモグラフィーによる読み取り実験に使われた機械は100万円以上もする機械だが、最近ではハンディタイプの安価なサーモグラフィーも出ている。
海外では3万円程度のスマートフォン専用のサーモグラフィーが販売。
日本でもハンディタイプのサーモグラフィーが4万円程度で売られている。
ハンディ熱画像チェッカー。片手で簡単に温度チェックができるポケットサイズの熱画像計測装置...
4万円ぐらいで購入できる。
温度分布を4種類まで色分けして画像表示できるというから、やろうと思えば、ATMの暗証番号を押した順番を画像で表すこともできるかもしれない。
ATMの暗証番号って4桁だもんね。
サーモグラフィーでのATM暗証番号読み取りを防ぐ方法
暗証番号以外の番号ボタンを手で触れながら暗証番号を入力する。
これで、どの順番で暗証番号を押したかわかりにくくなるそうだ。
また、前述した、アメリカの大学のサーモグラフィーによる暗証番号読み取り実験では、30秒経過後で50%の成功率だというから1個1個の暗証番号を遅くすると読み取り率を低下させることができるのかもしれない。
日本では銀行ATMでの携帯電話などの使用自粛が進められているが
日本では銀行ATMの窓口に「携帯電話などの使用は自粛してください」というポスターなどが張ってある。
が法律的に禁止されているわけではないし、後ろの人がスマートフォンなどを操作しているか気にしている人はあまりいないと思う。
クレジットカードのレジ払いのときなんかは近くに携帯電話みたいなものを持っていてもとがめることもできないし。
できれば外から見えないように周りを壁で覆ってほしいものだが、現状そんな封にはなっていない。
キャッシュカードやクレジットカードの暗証番号の桁数も4桁ではなく、もっと長くするとか。
自衛するしか方法は無いかもね。
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