記事内に広告が含まれています。

飲酒運転は罰金50万円最低でも免停処分

飲酒運転 罪と罰
飲酒運転

 飲酒運転への処分は厳しい。

 違反の減点(加点)も厳しい。

 酒酔い運転でも、酒気帯び運転でも一発で免停となる。

 また、通常なら1点程度の軽微な違反でも、飲酒していた場合、違反点数が多く累積される。

PR

飲酒してスピード違反をした場合

 例えば、15キロ未満でのスピード違反。

 15キロ未満でのスピード違反の場合、本来減点1点。

 しかし、お酒を飲んでいると、14又は25点。

 この点数は、呼気1リットル中のアルコール濃度検出量0.15mg以上の場合の点数。

 測定されたアルコール濃度などによって違反点数が異なる。

PR

酒酔い運転にアルコール濃度は関係ない

 ちなみに、、「酒酔い運転」は、アルコールの量には関係ない。

 摂取したアルコールの量が多かろうと少なかろうと、検出されるアルコール濃度が多かろうと少なかろうと「酒酔い運転」は「酒酔い運転」。

酒酔い運転の定義

 「酒酔い運転」の定義は、ろれつが回らなかったり、まっすぐ歩けない、直立できない等の状態で車両を運転した場合のこと。
 二日酔いで、酒臭いなんてのも、『酒酔い運転』とみなされる。

 さらに、事故を起こしたりした場合、つかまったときにはアルコール量が規定値以下でも、事故当時の状況を逆算する方程式があり、それで、立件された例もある。

 で、酒酔い運転の点数は35点。

酒酔い運転の違反点数

35点

酒酔い運転の罰則処分

5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
免許取り消し(免許再習得の欠格期間3年以上)

酒気帯び運転は濃度によって罰則がある

 酒気帯び運転の場合、吐き出す壱岐の中のアルコール濃度によって罰則が決まってくる。

酒気帯び運転の定義

酒気帯び運転は吐き出す息1リットル中のアルコール濃度が0.15mg以上検出された状態。

酒気帯び運転の違反点数と罰則処分

 酒気帯び運転の場合、アルコール濃度が0.15mg以上と0.25mg以上で罰則が分かれる。

アルコール濃度検出量0.15mg以上0.25mg未満の酒気帯び運転の違反点数

  • 13点

アルコール濃度検出量0.15mg以上0.25mg未満の酒気帯び運転の罰則処分

3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
免停などの行政処分の前歴がない人で、免停90日(免許停止処分者講習受講で最低45日)

アルコール濃度検出量0.25mg以上の酒気帯び運転の違反点数

  • 25点

アルコール濃度検出量0.25mg以上の酒気帯び運転の罰則処分

3年以下の懲役又は50万円以下の罰金
免許取り消し (免許再習得の欠格期間2年以上)

アルコールチェックの義務化

 2022年4月施行の道路交通法の改正により「安全運転管理者のアルコールチェック業務が、白ナンバー事業者においても義務」となった。

 対象となる会社は

白ナンバー(自家用車)の乗用車を5台以上、定員11名以上の車両なら1台以上を保有。
道交法にて「安全運転管理者選任事業所」として規定されている事業所を持つ企業や団体

 現在は、

運転前と運転後の運転者の状態を目視等で確認し、運転者の酒気帯びの有無を確認する
酒気帯びの有無について記録し、その記録内容を1年間保存する

 の2つが義務化されている。

 本来2022年10月から、「アルコール検知器の使用義務化」も始まる予定だったのだが、半導体不足などの理由から検知器が不足したなどの理由から、2022年9月14日「アルコール検知器の使用義務化」の開始時期の延期が決定された。

 なので、今のところ「アルコール検知器の使用義務」はない。

 ちなみに、アルコール検知器の感度も機械によっていろいろなようで、今、会社で使っている探知器は「1回目0.07」で続けて2回目に同じ人が使ったら「0」なんてことがある。

飲酒運転の場合処分の減免はほとんど無い

 ちなみに、飲酒運転以外で「免許の取り消し処分」を受けた場合、意見徴収などで、処分の減免が行われることがある。

 が、飲酒運転の場合に限っては、今まで処分の減免が行われた例は無いそうで、酒気帯び運転であろうと飲酒運転であろうと免停は確実・・・。

コメント

  1. […] で、酒臭いなんてのも、『酒酔い運転』とみなされる 飲酒運転は罰金50万円最低でも免停処分 | 身近なお金で得する話 […]

タイトルとURLをコピーしました