飲酒運転への処分は厳しい。
違反の減点(加点)も厳しい。
酒酔い運転でも、酒気帯び運転でも一発で免停となる。
また、通常なら1点程度の軽微な違反でも、飲酒していた場合、違反点数が多く累積される。
飲酒してスピード違反をした場合
例えば、15キロ未満でのスピード違反。
15キロ未満でのスピード違反の場合、本来減点1点。
しかし、お酒を飲んでいると、14又は25点。
この点数は、呼気1リットル中のアルコール濃度検出量0.15mg以上の場合の点数。
測定されたアルコール濃度などによって違反点数が異なる。
酒酔い運転にアルコール濃度は関係ない
ちなみに、、「酒酔い運転」は、アルコールの量には関係ない。
摂取したアルコールの量が多かろうと少なかろうと、検出されるアルコール濃度が多かろうと少なかろうと「酒酔い運転」は「酒酔い運転」。
酒酔い運転の定義
さらに、事故を起こしたりした場合、つかまったときにはアルコール量が規定値以下でも、事故当時の状況を逆算する方程式があり、それで、立件された例もある。
で、酒酔い運転の点数は35点。
酒酔い運転の違反点数
酒酔い運転の罰則処分
酒気帯び運転は濃度によって罰則がある
酒気帯び運転の場合、吐き出す壱岐の中のアルコール濃度によって罰則が決まってくる。
酒気帯び運転の定義
酒気帯び運転の違反点数と罰則処分
酒気帯び運転の場合、アルコール濃度が0.15mg以上と0.25mg以上で罰則が分かれる。
アルコール濃度検出量0.15mg以上0.25mg未満の酒気帯び運転の違反点数
- 13点
アルコール濃度検出量0.15mg以上0.25mg未満の酒気帯び運転の罰則処分
アルコール濃度検出量0.25mg以上の酒気帯び運転の違反点数
- 25点
アルコール濃度検出量0.25mg以上の酒気帯び運転の罰則処分
アルコールチェックの義務化
2022年4月施行の道路交通法の改正により「安全運転管理者のアルコールチェック業務が、白ナンバー事業者においても義務」となった。
対象となる会社は
現在は、
の2つが義務化されている。
本来2022年10月から、「アルコール検知器の使用義務化」も始まる予定だったのだが、半導体不足などの理由から検知器が不足したなどの理由から、2022年9月14日「アルコール検知器の使用義務化」の開始時期の延期が決定された。
なので、今のところ「アルコール検知器の使用義務」はない。
ちなみに、アルコール検知器の感度も機械によっていろいろなようで、今、会社で使っている探知器は「1回目0.07」で続けて2回目に同じ人が使ったら「0」なんてことがある。
飲酒運転の場合処分の減免はほとんど無い
ちなみに、飲酒運転以外で「免許の取り消し処分」を受けた場合、意見徴収などで、処分の減免が行われることがある。
が、飲酒運転の場合に限っては、今まで処分の減免が行われた例は無いそうで、酒気帯び運転であろうと飲酒運転であろうと免停は確実・・・。
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