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東日本大震災被災地で、離婚相談急増

  東日本大震災被災地のTV番組は、毎日のように放送されているが、意外に知られていないのが、離婚の急増とか?


 確か『東日本大震災をきっかけに、婚活が活性化』とか、ちょっと前に話題になったようだが、現実には、むしろ離婚相談が増えているとか。


 まあ、『東日本大震災で、離婚相談が急増』なんて、『家族の絆』『みんなでがんばろう』『明日へ向かって』とか言う、表面的な言葉とは、相容れないから、あまりTVなどで話題にはなるまい。


 『がんばる被災地の人たち』の感動物語に、『離婚急増』はふさわしくない。



 『仙台弁護士会が被災した女性を対象に5月と7月に実施した法律相談会では相談の約8割が離婚に関するものだった。』ということで、離婚相談が増えているのは、事実らしい。



 ま、実際に離婚するかどうかは別問題として・・・。




 きっかけは、東日本大震災で、生活環境が変わったことだが、根底にあるのは、どうも震災の経済的な問題とかとはまた違うようだ。



 もともと、生活に不満があったのが、東日本大震災で、修復できなくなった例が多いみたいだ。



 特に『実家に寄りかかるだんな』『かってなことを言う(行動をする)夫』に愛想が尽きた妻からの相談ってのが、急増中。



 ま、危機的状況になればなるほど、本性が出てくるもので・・・。



 『地震がおきたとき、自分ひとりだけ安全な場所に逃げ出した』とか言うんで、別れたカップルなどの話も聞く。


 女性が田舎で1人で生活を成り立たせるのは大変だ(いや、都会でも大変だが)。



 だから、結婚するのが一番無難な就職。


 だんなの収入があるうちは、多少の(相当の)問題があっても、我慢するけど、その収入がなくなったら、一緒にいる意味が見出せないってわけだ。



 もともとうまくいっていた家族でも、収入が途絶えたら、問題が生じるもの。


 もともと問題があったのが噴出してもなんらおかしくない。

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