労働保険といわれても、あまりぴんとこない。
健康保険とかはピンとくるけど。
それもそのはず、労働保険はいくつかの保険をひとつにした呼び名なのだ。
労働保険とは?
雇用保険と労災(労働者災害補償保険)を合わせて、労働保険と呼ぶ。
労働保険は、法人・個人を問わず労働者を一人でも雇っている事業主は必ず加入することが法律で義務付けられている。
「労働者」は、パート、アルバイトも含む。
給付は別だが保険料の納める先は同じ
労災と雇用保険は、給付は別。
だけど保険料は 所轄のハローワーク(公共職業安定所)に一括して払う。
労災の保険料は会社が払うのです
『労働者災害補償保険の保険料なんて払っていない』
そうよね。
でも心配なく。
実は労働者災害補償保険の保険料は全額会社負担なのだ。
というわけで、労働者は労働者災害補償保険の保険料を払う必要が無い。
雇用保険の保険料と一緒に労働者災害補償保険の保険料をとられているわけでもないのでご安心を。
ちなみに、労災の保険料率は業種によって賃金総額の3/1000から103/1000に分かれている。
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