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収支内訳書の特殊施設・雑収入・農地の貸し借り

農家 税金について知ろう

  農業の収入を白色申告する時に添付する収支内訳書の中で、わかりにくい言葉をいくつか、調べてみた。

 「特殊施設」「家事消費」「事業消費」っていったい何を指してるんだろう?

 「雑収入」って、何が雑収入になる?

 「農地の貸し借り」した場合の収入はどうしたらよい?

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特殊施設って何?

 特殊施設は要するに、温室とかビニールハウスとかのことだ。

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家事消費って?

 家事消費は家族で食べたものや無償で親戚や知人に分けたもの。

 家事消費の金額の基準となるのは、収穫時の販売価格。

事業消費は?

 事業消費は、農業事業のために人を雇った場合などで現物として農作物を渡した場合に其れを金額に換算して計上する。

 金額の基準となるのは、やはり、収穫時の販売価格。

雑収入の例は?

 農家の場合の雑収入になるものとしては

・農業に関係する収入で販売金額以外のもの
 主な例)各種補助金、果樹共済などの農産物の受取共済金など。

 が雑収入になる。

農地を貸した場合はどう収支内訳書に記載する?

 農地を貸した場合、パターンが2つある。

1)農業をしている人に(農業をするために)貸した場合。
2)農業以外の用途で貸した場合。

 この1)と2)収支内訳書上別の収入として計上する。

 1)農業をしている人に(農業をするために)貸した場合は、農業収入。
 2)農業以外の用途で貸す場合、不動産所得になる。

 ちなみに、農地の貸し借りについては、ちょっと面倒な手続きがあったりするので、市町村や税務署にお尋ねをしたほうが良いと思います。
 

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