そもそも労働時間はどのように規定されているんだろう。
労働時間といっても、労働基準法に決められた労働時間と職場で決められた労働時間と違うらしいよ。
労働時間の種類
同じ労働時間といっても、法律上の労働時間と会社での労働時間は呼び名が違うみたいだ。
法定労働時間
法定労働時間は、労働基準法に定められた労働時間のこと。
所定労働時間
所定労働時間は就業規則などに決められた労働時間から休憩時間を除いた時間のこと。
所定外労働時間
所定外労働時間は所定労働時間を越え法定労働時間未満の労働時間のこと。
所定労働時間が6時間でその後2時間残業した場合は、残業手当はつかないのが普通なのだそうだ。
法定労働時間内の残業は法内残業といい、割増賃金の対象とはならない。
法定外労働時間
法定外労働時間は労働基準法が定めている法定労働時間(1日8時間および週40時間)を超える労働時間のこと。
割増賃金の対象となる。
とはいえ、日本の場合、労働基準法の法定労働時間の例外というものが存在する。
いやいや、それ以前に、『サービス残業』という困った制度が・・・。
そして、日本の会社では、残業代を目当てとしか思えないのんびりした仕事をする人もいれば、『残業をする人がいい社員』とみなす、困った経営者もいる。
さらに「サービス残業をするのはもっといい社員」って風潮もあるよね。
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