お金は少しでも金利の高い銀行預金に預けたい。
でも、ちょっと待って!
高金利の銀行預金にも落とし穴があったりして。
特に、預け入れ期間の短い高金利定期預金は要注意。
預け入れ期間の短い高金利定期預金のからくり
例)定期預金金利・年0.5%・初回預け入れ時・(3ヶ月もの)・継続預け入れの場合は、通常金利を適応。
上の例の場合、問題はどこにあるか?
まず、金利。
『年0.5%』とある。
年0.5%の金利なら、100万円を1年間預けて、金利が5000円(税引き前)と思いがちだ。
でも実際の金利は?
3ヶ月の定期預金なので、0.5%÷12ヶ月×3ヶ月=0.125%。
さらに、継続預け入れの場合、通常金利になるということなので、通常金利を年0.02%とすると、0.02%÷12ヶ月×9ヶ月=0.015%。
では、1年間の本当の金利は?
0.015+0.125=0.1275%。
100万円預けて、本当の金利は1275円(税引き前)。
さらに、3ヶ月ごとに税金がかかってくるので、さらに手取り額は減る計算になる。
とまあ、こんな具合に、思わぬ落とし穴もあるのである。
コメント