住宅ローンを組もうと考えている人は、クレジットカードの保有枚数は絞ったほうがいいかもしれない。
一般的に、住宅ローンの審査の基準は、年収・勤続年数・返済割合などだといわれている。
でも、クレジットカードの保有枚数が多いと、住宅ローンの審査に通りにくくなる可能性があるのだそうだ。
一般的に住宅ローン審査の基準といわれているもの
1. 給与所得者であり職場の健康保険・社会保険の被保険者であること
2. 勤続年数が、1年から3年以上であること
3. 申し込み時、年齢が60歳未満であること
4. 保証会社の保証を受けることができること
5. 年収に対する年間返済額の割合がおおむね30%以内であること
6. 全ての借入金の返済に遅れがないこと
というのが一般的によく知られている住宅ローンの審査の条件。
でも、上の条件をクリアできても、住宅ローンの審査を通らないって人もいる。
では、住宅ローンの審査に通りにくい人とは?
住宅ローンの審査が通らない原因
1、消費者金融に借入金のある。
2、全てのローン返済に対して、過去に「延滞」が発生している場合。
3、クレジットカード保有枚数が多い。
1の『消費者金融に借入金のある人』は、誰でも納得できる話。
2の『すべてのローン返済に対して、過去に「延滞」が発生している場合』の中には、ローンだけでなく、クレジットカードの引き落としや分割払いで購入するもののすべてが対象となる。
「全てのローン返済に対して、過去に「延滞」が発生している場合」の中で見落としがちなのが、携帯電話などの分割払い。
問題は、3のクレジットカードの保有枚数。
クレジットカードを持っているだけで、住宅ローンが通りにくいというのは意外な盲点ではないだろうか?
では、クレジットカードを持っていると住宅ローンが通りにくくなる理由とはなんだ?
クレジットカードの保有枚数が多いと住宅ローンの審査が通りにくい理由
銀行のクレジットカードに対する考え方は
「クレジットカードのキャッシング枠使って、将来お金を借りる危険性がある」
というもの。
このため、銀行はクレジットカードのキャッシング額を借入金希望額から差し引く。
・ローン借入希望額-(カード1枚ごとのローン・キャッシング枠の最大額×クレジットカードの所有枚数)=実際のローン可能額
という計算。
ただし、最近は、クレジットカードの保有の占める住宅ローン審査の重要性が少しだけ緩和されているらしい。
まあ、銀行でもクレジットカードをたくさん出してるからなあ。
自分達でクレジットカードを勧誘しておいて、クレジットカードの枚数が多いから住宅ローンは駄目とはいいにくい情勢なんだろう。
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