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仕組み預金はペイオフ(預金保険制度)の対象となるか?

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 仕組み預金は、満期特約型仕組み預金(マルチコーラブル預金)・ 元本通貨変動型仕組み預金の2種類がある。

 満期特約型仕組み預金(マルチコーラブル預金)は、元本が保証されている。

 一方、元本通貨変動型仕組み預金 のほうは、元本われもありうる。

 では、仕組み預金は、ペイオフ・預金保険制度の対象になるのだろうか?

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仕組み預金は預金保険制度の対象になるか?

 仕組み預金と一口で言っても、預金保険制度の対象になるものとならないものがあるようだ。

1.満期特約型仕組み預金(マルチコーラブル預金)
 預金保護の対象になる。
2.元本通貨変動型仕組み預金
 ・日本円で受け取った場合→預金保護の対象になる。
 ・外国通貨で受け取った場合→預金保護の対象とならない。
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住信SBIネット銀行の仕組み預金の場合

 ちなみに、住信SBIネット銀行の仕組み預金は、

  • 元本通貨変動型 円仕組預金(愛称:コイントス)
  • 元本通貨変動ノックアウト型 外貨仕組預金「オセロ」
  • マルチコーラブル預金「プレーオフ」

 がある。

元本通貨変動型 円仕組預金(愛称:コイントス)
 元本の払戻通貨を円貨または特約通貨に決定する権利”を住信SBIネット銀行に付与する代わりに、好金利を実現させた円仕組預金。
 預金の元本の払戻通貨を決定する権利は住信SBIネット銀行にある。
 利息は、円で支払われる。
元本通貨変動ノックアウト型 外貨仕組預金「オセロ」
「円貨」又は「外貨」で預入れる。
満期時の元本の受取りが、特約により「外貨」もしくは「円貨(特約通貨)」のいずれかとなる、満期時の元本通貨が変動する預金商品。
なお、利息は必ず「外貨」にて支払われる。

 と言うことで、プレーオフは預金保険制度の対象。

 コイントスは受け取り時の通貨によって、預金保険制度の対象になる場合とならない場合がある。

 オセロは、預金保険制度の対象にならない。

いずれにしても仕組み預金にはリスクがある

 「仕組預金」は通常の定期預金より金利が高く、一見すると得に見える。

 特に、預金保険制度が適応されるマルチコーラブル型預金の仕組預金は元本割れもないし。

 ただし、マルチコーラブル型預金の仕組預金の場合、満期を銀行に任せることになる。

 通常の預金金利が高くなれば、銀行側は満期の期間を延ばすことができる。

 例えば、現在の通常の定期預金金利が0.1%、仕組預金の金利が0.5%だったと仮定した場合、10年後の通常の定期預金金利が2%になっても、仕組預金の金利は0.5%のまま、預金者から解約が申し込めない状況で金利の低い仕組預金にお金を置いておくしかないことになる。

 元本通貨変動型仕組み預金の場合は、為替リスクがあったり、預金保険制度の対象でなかったりする。

 仕組預金にお金を預けるときには、リスクがあるということを頭において預けよう。

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