投資信託を購入するときに、気をつけないといけないのが償還期間。
どんなに利益の上がる投資信託でも、この償還期間が短いととんでもないことになる。
償還とは何か?
投資信託の契約満了によって、資金が投資家に返還されること。
償還の種類
1、信託期間の終了にともなう「満期償還」。
2、ファンドの残高が著しく減少して効率的な運用を続けられなくなった場合などに行われる「繰り上げ償還」
繰上げ償還する条件は、各投資信託で定められている。
償還による換金の税金は、途中に換金する買取請求の場合より不利。
買取請求の場合の税金
買い取り請求と言うのは、投資信託の償還期間前に、投資信託を売却すること。
この場合、利益に対しては城と税がかかる。
譲渡所得は、株式等の売買損益など他の譲渡所得と損益通算(相殺)ができる。
損益通算した結果の譲渡所得がマイナスであった場合には、申告により3年間繰越可能。
買付け時に手数料を支払っていた場合、それをコスト(取得価格)に含めることができる。
償還による税金
解約価額が元本を下回るときには譲渡損となって株式等の売買益と損益通算できまる。
解約価額が元本を上回るときの収益は配当所得となり、株式等の損と相殺することはない。
買付け時の手数料は取得元本に含めることはできない。
投資信託を購入するときは、できるだけ、償還期間までが長い物を選んだほうが得。
償還期間満了で投資信託そのものの信託期間が終了したら、損してても換金せざる終えなくなる。
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