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農業用収支内訳書の家事消費や事業消費金額の考え方

 農業の確定申告を白色申告でする場合の実際の収支内訳書の用紙を見てみよう。

 農業用収支内訳書の裏面を見てみると、収入の明細と言うのが一番上に来ている。

 この欄に、農業収入の内訳を記入していくわけだが・・・。

 この中で判りにくいのは、『家事消費・事業消費金額』という部分。

 家事消費・事業消費金額とは何かというお話をひとつ。

農業用収支内訳書裏面見本

収支内訳書裏面・収入金額の明細

家事消費とは?

「家事消費分」の解釈

  • 取れた農作物のうち自分の家で食べたもの。
  • 親戚に配ったり送ったりしたもの。

「家事消費分」の金額はどうやって計算する?

 家事消費分は相場の額で換算した額で計算する。

 要は、自分たちで消費した農産物がどのくらいあって、それをを売ったらいくらになるか?という計算。

 米の場合は玄米の数量で計算する。

事業消費金額とは?

 事業で使った作物を価格に計算しなおしたもの。

事業消費の例

 例えば人を雇ったりした場合に現物給付したもの。

  • 給料の代わりに農作物を渡した。
  • 取れた農作物で食事を提供した。

 とか。

 どちらも現実にお金のやり取りが無くても、その年の取引価格で金額を計算して記入する。

ちょっと一言

 取れた農産物をすべて売却して、家族で食べた分や親戚知人に送ったものは、すべて市場から買ったなどの場合はどうなるか?

 この場合、家事消費はゼロとなる。

 事業消費も同様で、お金を出して買ったものを提供した場合、事業消費金額はゼロになる。