確定申告しないといけない人としたほうが得な人

  サラリーマンは「給料は現前徴収してるし、会社で年末調整してるから、確定申告は関係ない」と思ってるかも。

 でも、サラリーマンでも確定申告しないといけない人もいる。

 あるいは、必ずしも確定申告しなくてもいいけど、確定申告した方が得になる人もいる。

サラリーマン(給与所得者)で確定申告をしたいといけない人

 初めに、サラリーマンで確定申告をしないといけない人について

2箇所から給与所得(アルバイトなども含む)を受けている人。
給与所得及び退職所得以外の所得金額が20万円を超えるなどの収入があった人。
給与等の収入金額が2,000万円を超える人。
会社で年末調整をしていない 
株式や不動産関係などの売却で譲渡所得があった。
災害減免法によって税金の軽減免除を受けている。
住宅借入金等特別控除(住宅ローン控除)を受ける人(初年度のみ)

 こんな人は、確定申告の義務がある人だ。

確定申告しないとどうなるか?

 「確定辛苦をしないといけない人」が確定申告をしなかった場合、追加の税金が発生したりする。

 罰金や懲役刑の対象となる場合もある。

 また、住宅ローンを組んで、住宅ローン控除を受けることができない。

 なんて羽目になる。

 1年間を振り返ってみて!

 あなたは「確定申告しなければいけない人」ではありませんか?

サラリーマンの人で確定申告をしたほうが得になることが多い人

年度の途中で退職・再就職した人。
年末調整をしていない人。あるいは、年末調整の後で扶養家族が増えたなどの場合。
医療費がかかった家庭。
マイホームを購入した、又は、売却した場合。
災害盗難などの被害を受けた人。
株などで損をした人。
生命保険などの満期金を受け取った人。  

 上記のような人は、「確定申告したほうが得になる場合が多い」人。

 所得税の還付だけでなく、来年度の住民税が安くなるかもしれない。

 他にも「副業の必要経費が収入よりも多い」なんて場合も確定申告したほうが得になる場合が多い。

 さて、あなたは確定申告したほうが得になる人ではないかな?

 サラリーマンの人で確定申告をしないといけない人、したほうがいい人たち、平成31年(令和1・令和元・西暦2019)度分の確定申告期間は令和2(西暦2020)年2月17日(月)から令和2(西暦2020)年3月16日(月)まで。

 提出準備はできてますか?