公的健康保険って、いったい何種類あるんだろう?
管理人、以前は共済だった。
○○組合ってなっていたときもある。
今は、協会けんぽ。
公的健康保険の種類
公的健康保険は大きく分ければ、国民健康保険・(給与所得者の)健康保険。
さらに国民健康保険・(給与所得者の)健康保険もいくつかの種類がある。
(給与所得者の)健康保険
(給与所得者の)健康保険は、5種類。
保険料は、基本的には労使折半で労働者は健康保険料の1/2を自己負担する。
協会けんぽ
協会けんぽは全国健康保険協会管掌健康保険(旧政府管掌健康保険)のこと。
健康保険組合を持たない企業の従業員で構成される。
保険者:全国健康保険協会が運営している。
組合管掌健康保険(組合健保)
組合管掌健康保険(組合健保)は企業や企業グループ(単一組合)、同種同業の企業(総合組合)、一部の地方自治体(都市健保)で構成される健康保険組合が運営する。
船員保険
船員保険は船舶の船員のための健康保険。
健康保険部分と労災保険の船員独自給付部分がある。
かつては社会保険庁が運営していたが、2010年(平成22年)1月1日からは全国健康保険協会(船員保険部)が運営している。
共済組合
共済組合は国家・地方公務員、一部の独立行政法人職員、日本郵政グループ社員、私立学校教職員。
厚生年金制度+健康保険+福利厚生事業をあわせたようなもの。
自衛官診療証
自衛官診療証は自衛官(予備自衛官等及び防衛大学校学生)等において公費で診療を受給される者への保険給付、防衛省管轄。
給与所得者以外の健康保険
給与所得者以外の健康保険は3種類。
国民健康保険(国保)
国民健康保険(国保)は市町村が保険者として運営している。
保険料は、個人個人で市町村に収める。
扶養家族という発想はない。
保険料は、市町村単位で決められているので、市町村によって違いが出る。
国民健康保険組合
国民健康保険組合は職業団体の運営する健康保険。
給付内容は国民健康保険と変わりない。
後期高齢者医療制度
75歳以上の者と後期高齢者医療広域連合が認定した65歳以上の障害者を対象とする医療保険制度。
個人個人で保険料を払う。
生活保護(医療扶助)
生活保護の場合、医療扶助という制度で医療を受ける。
正確には、健康保険制度ではない。
医療費は基本公費(市町村)負担。
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