人が一人死ぬと、相続人はやらなければいけないことが沢山出来る。
死んだ直後、葬儀まで、葬儀後、死んだ1週間後からとタイムスケジュールに沿って、やらなければならないことが盛りだくさん。
とにかく、忙しい。正直、こんなに大変だとは、思わなかった。
死の直後
病院で死んだ場合と自宅で死んだ場合、事故・病死・事件性のあるケースでそれぞれ異なる。
ここでは一般的な病死の場合の流れについて。
病院で死んだ場合
病院で死んだ場合のタイムスケジュールは医師の死亡確認後看護婦などによって、死後の処置がされる(着替え・死に化粧)。
その間に、残された遺族がやることは
死亡診断書がないと、遺体の搬送ができない。
絶対に病院に忘れたりしないこと!
自宅で死んだ場合
自宅で死んだ場合、
ここで、気を付けないといけないのは、あわてて救急車を呼ばないこと。
救急車を呼ぶと、警察が来て事件性がないかどうか、いろいろ聞かれて面倒なことになる。
火葬までの流れ
火葬までにもいくつも遺族がしなくてはならないことがある。
これだけ全部ひとりでやったら、すごく大変だったろうが、おいらの場合6と7・9がなかったので何とかなった。
納棺と火葬時の棺の移動は、女性はダメなんだって!
母の場合、親族も高齢だったりしたので、葬儀屋さんに納棺や火葬時の棺の移動はお願いした。
ちなみに、死亡届は7日以内となっているが、届を出さないと、火葬にできないので、そんなにのんびりできるわけがない。
準備ができ次第出しに行かないと、葬儀が出せないということになる。
死亡届は市町村役場でコピーをとってもらおう
死亡届は、市町村役場でコピーをとってもらおう。
生命保険の請求などで必要となる。
火葬後のスケジュール
火葬が終わって、自宅へ帰って一安心。
でも、まだまだ、終わらない。
特に、6の遺品の整理がとても大変。
施設に入っていたりすると、入居費用の関係もあるので、のんびりと整理していくというわけにもいかかったりする。
健康保険・世帯主変更・年金関係の手続きはすぐにはできない
健康保険・世帯主変更・年金関係の手続きは、死亡届の提出後1週間くらいたたないとできない。
戸籍に、死亡届が反映されるまでに、そのくらいの期間がかかるためだ。
特に、年金の手続きは、ちょっと面倒な場合がある。
相続税申告の手続きはお早めに
相続税申告の手続きは、亡くなった後10か月以内に行う。
この期限を超えると、いろいろな特例を受けることができなくなる。
相続税の申告をするには、相続内容を確定する必要があるが、相続内容を確定するには、相続人全員の同意がいる。
さらには、戸籍関係の書類もいろいろと必要となる。
この戸籍関係の書類、戸籍に死亡届が反映されてからしか準備することができない。
あれやこれやで、10か月なんてあっという間だ。
ちなみに、準確定申告の還付金は相続税の中に含まれるので、準確定申告が必要な人は、相続税の期限前に行う必要がある。
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