私たちが一般に国民健康保険と言う場合、市町村に保険料を納める国民健康保険のことを言う。
が、ここに似たような、違うような健康保険がひとつ。
それは、国民健康保険組合の健康保険。
国民健康保険組合(国保組合)とは
国民健康保険組合(国保組合)は同種の業種、又は事務所に従事する者を組合員を対象とするもので、建設業・医師・薬剤師・歯科医師・税理士・理容・芸能人・料理飲食・卸売業・花街・質屋・銭湯・弁護士などがある。
設立には都道府県知事の認可が必要。
国が毎年約3千億円を補助し、保険料は個人が払い、事業主が負担する義務がない。
国保組合ともいう。
国民健康保険と国民健康保険組合(国保組合)の違い
国民健康保険は地域単位(市町村単位)で構成される。
国民健康保険組合は職種によって構成されている。
給付内容は国保組合によって違う
基本的には国民健康保険と同じ給付内容。
ただし、国保組合によって多少違うらしい。
国民健康保険より給付内容が良い場合もあるし、変わらない場合もある。
さらに、保険料も国民健康組合によってはいろいろと違うらしい。
自分の業種の国民健康組合の保険料や給付と国民健康保険の給付や保険料を比べて得な方に加入しよう。
ちなみに健康保険組合(組合健保)というのもある。
こちらは、サラリーマンなどが加入するものだが、同じサラリーマンが加入する協会けんぽに比べると保険料給付内容ともに勝っているケースが多い。
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