今日から新しい5000円札が流通する。
今回新しくなった5000円札、絵柄は今までの5000円札と変わらない。
紙幣の大きさも今までの5000円札と変わらない。
では、今回の5000円札は、今までの5000円札とどこが違う?
何のために5000円札を新しくしたんだろう?
新5000円札の目的
今までの5000円札は、10000万円札と大きさが同じ。
視覚に問題がある人にとっては、5000円札と1万円札の区別がつきにくかった。
そこで、視覚に問題がある人が1万円札と5000円札を区別しやすくするために5000円札を新しくしたんだって。
今までの5000円札と1万円札、目の悪い人はどうやって区別していた?
今まで、目の悪い人は、5000円札と1万円札はどうやって区別していたのだろうか?
5000円札や1万円札を触ってみると、上の2箇所の数字の部分がざらざらしている。
目の悪い人はこの数字の部分を触って5000円札と1万円札を区別していた。
んじゃ無いらしい。
5000円と1万円の区別は、紙幣の下の隅。
左右対称のマークで5000円札と1万円札の区別をしていたのだそうだ。
5000円札と1万円札の区別の仕方
紙幣の下の隅左右対称のマークがそれぞれの紙幣で形や大きさが異なる。
・一万円札 L型(横0.8cm 縦1.2cm長さ)
・五千円札 八角形(直径0.5cm)
・千円札 ―(1.1cm長さ)
・二千円札 小さな縦並びの丸印が3つ(直径0.3cmが3つ縦に並んで計1.3cm長さ)
これらの印はお札が古いと分かりにくく、新しいお札でも判別できるようになるには触って慣れておかないと難しいらしい。
お札の幅で、金額を区別する方法もある。
お札の幅で金額を区別する方法
千円札が一番小さくて、5000円札は千円札より6mm大きい。
1万円札は5000円札より4mm大きい。
二千円札は千円札より4mm大きく五千円札よりは2mm小さい。
まあ、いずれにしても目の悪い人にとっては5000円札と1万円札を見分けるのは、なかなか大変だったらしい。
新しい5千円札は前とどう違う?
1、偽造防止のために付けられた表面左下のホログラムを覆う透明のシールの形状をだ円形から四角い形に変更。
2、透明シールの面積を1.7倍に拡大。
ホログラムはお札の下のきらきらした部分。
この、お札のホログラムの上には透明シールが張られていて、そのシールの形が変わったらしい。
ちなみに、海外のお札は、金額によって明らかに大きさが違うことが多い。
でも、これからお札の大きさを変えると、ATMや自動販売機などお札を扱う機械を全部改修しなければならず、費用がかかりすぎる。
ということで、5000円札の大きさは変えずに、1万円札と区別する方法を考えたらしい。
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