2024年分の確定申告期限が迫ってきた。
今年は、国税庁から【確定申告時の「定額減税」記入漏れ】について注意喚起が出てるそうだ。
【確定申告時の「定額減税」記入漏れ】ってどういう事？
貴方は大丈夫？
「定額減税の項目なんか記入してない」という人への対処方法もご説明する。
R6年分定額減税
ここでR6の定額減税についてちょっとお勉強しよう。
定額減税の対象となる人
定額減税の対象者は、
子ども・特別障害者等を有する者等の所得金額調整控除の適用を受ける場合は、給与収入が2,015万円以下
定額減税額（令和６年分特別税額控除の額）
定額減税額（令和６年分特別税額控除の額）は
定額減税を気にする必要が無い人
給与収入がある定額減税を気にする必要が無い人は
・公的年金等に係る雑所得のみ
・公的年金等のほか、公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20万円以下
これらの場合は定額減税について気にする必要なし。
定額減税を気にする必要がある人
定額減税を気にする必要がある人は
・公的年金等に係る雑所得のみ
・公的年金等のほか、公的年金等に係る雑所得以外の所得金額が20万円以下
要は〔確定申告する必要がある人〕は定額減税を気にする必要がある。
ただし、確定申告書等作成コーナーで確定申告書を作成した場合は、定額減税も自動的に計算されているので気にしなくても大丈夫。
確定申告等作成コーナーで確定申告書を作成した場合は自動計算されている
気になって、確定申告諸島作成コーナーで作成した所得税の申告書のデータを見直してみた。
ちゃんと、定額減税が記載されていて一安心。
確定申告書等作成コーナーで確定申告書を作成した場合は、定額減税も自動的に計算されている。
〔令和６年分特別税額控除(定額減税)〕というのが、税務署の注意喚起している「定額減税」のこと。
令和６年分特別税額控除（定額減税）-確定申告書等作成コーナー
確定申告書等作成コーナーで確定申告書を作成していない人は要注意
確定申告の必要があって、確定申告書等作成コーナーを利用していない人（自分で計算して確定申告書を作成している人）は定額減税も確定申告書に書き込む必要がある。
書き込む場所は【第一表】の【税金の計算】の上から11行目の〔令和６年分特別税額控除(3万円×人数)〕の欄。
スペースが小さいので、見逃してしまいそうな位置。
【第一表】の【税金の計算】の上から11行目の〔令和６年分特別税額控除(3万円×人数)〕-定額減税の確定申告書書き込み位置
手書きで税務署へ確定申告書を提出した人、もう一度確認を。
〔令和６年分特別税額控除(3万円×人数)〕を空欄のまま提出してしまった場合の対処法
〔令和６年分特別税額控除(3万円×人数)〕を空欄のまま提出してしまった場合は
更正の請求は5年分は受け付けてくれるので、来年の確定申告時期でも大丈夫だが、忘れる前に正しい申告書を提出したほうが無難だと思う。
「所得税及び復興特別所得税の更正の請求書」は最寄りの税務署または、国税庁ホームページでもダウンロードできる。
【令和６年分用】
令和６年分所得税及び復興特別所得税の更正の請求書・書き方 （PDF/491KB）
【令和４年分用・令和５年分用】
年分所得税及び復興特別所得税の更正の請求書・書き方（PDF/814KB）
【令和２年分・令和３年分用】
年分所得税及び復興特別所得税の更正の請求書・書き方（PDF/719KB）
【令和元年分用】
令和 年分所得税及び復興特別所得税の更正の請求書・書き方（PDF/800KB）
【平成29年分・平成30年分用】
平成 年分所得税及び復興特別所得税の更正の請求書・書き方（PDF/1,564KB）
〔更正の請求〕についての詳しい内容は過去記事↓見てね。
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