仕組み預金の活用法

 仕組み預金のからくりについては、以前にも説明した。

 仕組み預金の種類についてはこちら

 で、今日は満期特約型仕組み預金(マルチコーラブル預金)についての話。

 仕組み預金の例として、住信SBIネット銀行の仕組み預金プレーオフをみてみる。

 住信SBIネット銀行の仕組み預金プレーオフは3種類。

 最長7年タイプフラット型・最長10年タイプフラット型・最長10年ステップアップ型。

 最長7年のフラット型の仕組み預金は、0.40% (税引き後0.31%)。

 他の銀行の定期預金でもっと高金利な物があるので、わざわざ仕組み預金のリスクをとる必要は無いと考えられる。

 最長10年タイプフラット型・最長10年ステップアップ型。についてみてみよう。?

 金利はすべて税引き後の金利。

 最長10年ステップアップ型の10年目の金利は、税引き前は1.10%。

 最長10年タイプフラット型は期間中金利が変わらず、税引き前0.80%。

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ステップアップ金利フラットタイプ金利
1年目0.51%¥1,000,000¥5,1001年目0.63%¥1,000,000¥6,300
2年目0.55%¥1,005,100¥5,5282年目0.63%¥1,006,300¥6,340
3年目0.59%¥1,010,628¥5,9633年目0.63%¥1,012,640¥6,380
4年目0.63%¥1,016,591¥6,4054年目0.63%¥1,019,019¥6,420
5年目0.67%¥1,022,995¥6,8545年目0.63%¥1,025,439¥6,460
6年目0.71%¥1,029,849¥7,3126年目0.63%¥1,031,899¥6,501
7年目0.75%¥1,037,161¥7,7797年目0.63%¥1,038,400¥6,542
8年目0.79%¥1,044,940¥8,2558年目0.63%¥1,044,942¥6,583
9年目0.83%¥1,053,195¥8,7429年目0.63%¥1,051,525¥6,625
10年目0.87%¥1,061,937¥9,23910年目0.63%¥1,058,150¥6,666
最終満期¥1,071,175最終満期¥1,064,816

 最長10年ステップアップ型の10年目の金利は、税引き前は1.10%。

 最長10年タイプフラット型は期間中金利が変わらず、税引き前0.80%。

 ま、確かにこれだけの高金利で預金保護の対象になる預金商品は無い。

 が、仕組み預金には『満期日が自分で選ぶことができない』と言うリスクがある。

 要するに、これから先市場の金利が上がれば、満期日が伸び、金利が下がれば満期日が短くなる。

 これから、市場金利が上がっていけば、最後まで決められた金利のまま預金をせねばならない。

 逆に、市場の金利が下がれば、仕組み預金の高金利は享受できるが、満期が短くなる可能性が高い。

 では、仕組み預金は預金者にとってメリットが無いかといえばそんなことも無いと思う。

 ま、ここからは管理人の私見だけど。


仕組み預金利用の上手な使い方

  • 長期の変動金利商品と抱き合わせて金利変動リスクを抑えるために使う。
     例えば、10年もの変動金利国債の場合、市場金利が下がれば、所有した国債の金利も下がる。
     仕組み預金は、確定金利のため、銀行が満期にしない期間は、高金利のまま利息をもらうことができる。
  • 短期の金融商品の金利変動リスクを抑えるために使う。
     1年もの定期預金などで運用した場合、市場金利が下がれば、次の預け入れは、下がった金利で運用せざる終えない。
     仕組み預金は、確定金利のため、銀行が満期にしない期間は、高金利のまま利息をもらうことができる。

 いずれにしろ、いかに高金利を謳っていても、すべてのお金を仕組み預金に投資するのは危険。

 が、変動金利の国債や短期の定期と抱き合わせて、金利変動に対するリスクヘッジには使えると思う。

 これから市場が高金利になると思ったら、仕組み預金に手を出す意味は無いが、ここ、数年の状況を見ると、ずーと低金利が続いているし、銀行の預金金利も下がりっぱなし。

 かといって、今後必ず低金利が続くとも言い切れない。

 こういうリスクヘッジの考えは、必要かもしれない。

 ちなみに、仕組み預金は、解約ができない。

 最長預け入れ期間預けることのできるお金で運用するのは、絶対条件。

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