記事内に広告が含まれています。

投資信託の手数料は投資家の利益を圧迫する

投資信託手数料 銀行と証券会社・金融商品
投資信託手数料

 同じ投資信託を購入するのでも、証券会社によって手数料の額が違う。

 しかも、投資信託にかかる手数料と言うのは、1種類だけじゃない。

 手数料が高いと投資信託で利益が出ても利益を相殺してしまう。

 投資信託にかかる手数料を考えてみよう。

PR

投資信託は八百屋さんで買う野菜と同じ

 証券会社だけでなく、銀行窓口でも投資信託の購入ができる。

 が、証券会社で購入する投資信託も証券会社で購入する投資信託も、さらには、A証券で買う投資信託も、B証券で買う投資信託も、実は中身は同じだったりする。

 要するに、証券会社や銀行は、八百屋さんみたいなもの。

 野菜を売るのは八百屋さんだが、八百屋さんでは野菜は作ってない。

 野菜を育てているのは、農家などの生産者。

 野菜を売るのは八百屋さん。

 投資信託も同じように、投資信託を売るのは証券会社や銀行。

 が、投資信託を作って育てているのは、運用会社というわけ。

 野菜は、生産コスト+生産者の利益+八百屋さんの販売手数料(利益)で値段が決まる。

 同じ生産者の野菜でも、八百屋さんによって売値が違うように、投資信託も販売する会社(証券会社・銀行)によって値段(手数料)が違うということになる。

PR

投資信託にかかる手数料の種類

 投資信託の購入にかかる手数料は、主に

信託報酬手数料
販売手数料
信託財産留保額

 の3つ。

 3つもあるのだ。

信託報酬

 信託報酬は投資信託を設定・運用している会社に払う報酬。

 投資信託の運用費の中から毎年一定金額が差し引かれる。

投資信託のイメージ

投資信託のイメージ

 証券会社は投資信託の運用をしている会社ではないので、証券会社が違っても、信託報酬の額は変わらない。

販売手数料

 販売手数料は要するに「買い付け手数料」。

 投資信託を販売する会社(証券会社・銀行)に払う手数料のこと。

 各販売会社(銀行・証券会社)によって金額に差がある。

信託財産留保額

 信託財産留保額は投資信託を解約する際にかかる手数料。

 投資信託の途中解約に伴う手数料のことを指す。

ノーロード投資信託とは?

 ノーロードの投資信託と言うのは、

「販売(買い付け)手数料が無料の投資信託」

 のこと。

 販売(買い付け)手数料は無料だが、信託報酬手数料は、ファンドによってさまざまなのでご注意。

 ちなみに、SBI証券のノーロード投資信託数は2,649本。

 楽天証券は2,661本。

「販売(買い付け)手数料が無料」が投資信託の選択基準ではない

 投資信託の手数料は、信託報酬手数料・販売手数料・信託財産留保額投資信託の3つ。

 証券会社の「販売(買い付け)手数料」は3つのうちの1つでしかない。

 投資信託を購入してみようと思うなら、3つの手数料をトータルに考えて選ぶ必要がある。

管理人o2ya
o2ya

他にも投資信託を選ぶ基準はあるが…。

 投資信託と言うのは、単位株の売買に比べると手数料が高い。

 この手数料の高さが、投資信託のデメリットになる。

 手数料の高さが、投資信託の利益を圧迫してしてしまうことが多い。

 ただ、大きな資金を持ってない人にとっては、

「小額から」
「積み立て感覚で」

 投資できるのが投資信託の魅力。

 小額から投資できるというのは、リスクヘッジにもなる。

 できれば、(内容を吟味したうえで)販売手数料が低い証券会社を選んで、信託報酬や信託財産留保額の少ないファンド(投資信託)を購入するのが、一番お得。

ご注意

 投資信託は、絶対損しないとは言えないもの。

管理人o2ya
o2ya

 購入は、あくまで自己責任です。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました