家があっても場合によっては生活保護を受けることはできる。
しかし、絶対に生活保護を受けることができないのが住宅ローンが残っている場合。
住宅ローンが残っていると、生活保護の受給はできない。
例えば、住宅ローンの月々の支払額が、生活保護の住居扶助の額より少なくても、生活保護の受給は不可。
住居扶助を受けないで、生活費の中から、ローン返済額をやりくりしてもだめ。
住宅ローンが残っているとなぜ生活保護を受けることができないか?
どうして、住宅ローンが残っている場合の生活保護の受給ができないかと言うと、ちゃんとそれなりの理由がある。
住宅ローンを生活保護を受けながら返済すれば、住宅ローン返済時には、その住宅が受給者の財産になってしまうから。
「生活保護が住宅ローンの支払いを肩代わりするわけには行かない」という理由からだ。
売却後の負債がが大きければ自己破産
住宅ローンが残っている場合、その家に住み続けるのはあきらめて、住宅を売却するしかない。
売却額よりローンの残高のほうがたくさんあり、負債のほうが大きく、借金が残る場合は、自己破産宣告をするなりしてから生活保護を受けることになる。