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確定拠出年金を利用できない人

 確定拠出年金には企業型確定拠出年金と個人型確定拠出年金の二種類がある。

 名前のとおり、企業型確定拠出年金は勤めている会社が加入する確定拠出年金。

 個人型確定拠出年金は個人的に加入する確定拠出年金。

 

 企業型確定拠出年金と個人型確定拠出年金を同時に使うことはできない。

 また、だれでも、確定拠出年金を利用できるわけでもない。


確定拠出年金を利用できない人

・60歳以上の人

・農業者年金の被保険者

・国民年金の保険料を免除(一部免除を含む)されている人

・厚生年金基金、確定給付企業年金、適格退職年金、石炭鉱業年金基金の加入者。
 *要するに、従来の企業年金といわれているもの

・公務員など共済組合の加入者

・厚生年金保険や共済組合に加入している人の扶養配偶者。


 要するに、いま話題になっているAIJの厚生年金基金などに加入している人は利用できないと言うこと。

 年金の上乗せ部分にあたる部分にすでに加入している人は利用できないということになる。

 が国民年金基金の加入者は、加入できると言うややこしいシステムになっている。

 ちなみに障害年金を受けている人は、加入が可能。

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