MMFには、外貨建てMMFっていう商品もある。
こちらは、海外のMMF。
その国ごとの公社債などを基にした投資信託の一種だ。
証券会社の外貨建てMMFは、銀行の外貨建ての預金などよりよっぽど使いやすい。
『日本経済だけに頼らず、海外の通貨にも投資をしておきたい』『いずれ円安になるかも知れない』って人には、外貨建てMMFがいいかも。
外貨建てMMFの金利は、日本の金利に比べて高いのが目立つが、為替リスクは当然ある。
一方、為替リスクがある代わり、為替による利益が出る可能性もある。
銀行の外貨預金と比べた場合の証券会社の外貨建てMMFのメリット
・大抵の証券会社では1,000円位から外貨建てMMFの購入が出来る(銀行の外貨預金は10万円くらいからの預け入れ)。
・土、日と投資信託の休日以外は、いつでも購入、売却できる(銀行の外貨預金は、預け入れ期間が決められている)。
・為替手数料が外貨預金と比べて少ない金額ですむ。
・税金の対象は外貨預金の場合利息と為替差益 の両方だが、外貨建てMMFの場合利息のみ
なお、外貨預金は銀行商品だが預金保障は無いので、銀行がつぶれた場合保障は無い。
証券会社によっては、予定利息が違うので、外貨建てMMFもあちこちの証券会社を比較してみて。
また、口座管理料や口座の開設はどこの証券会社も無料のはず(なので、証券会社としては儲からない。このため、積極的に宣伝しない)。
為替リスクを避けるには?
為替リスクを避ける最大の方法は、海外で外貨建てMMFを銀行預金代わりに使うこと。
外貨建てMMFの高金利を其のまま享受できる。
外貨建てMMFを海外でお財布代わりに使うには、野村證券などの巨大証券会社がやっぱりお勧め。
海外での支店が多いので、入出金がしやすい。
また、証券会社によっては、外貨の海外への送金サービスを行っているところもある。
FXよりは、国の設定が少ないのと、証券会社ならどこでも扱っているわけでも無いというのがちょっとネック。
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