日本は死んだ後にもお金がかかる。
火葬代でしょ。
お葬式でしょ。
さらには墓地に墓石。
では、本当に葬式にお金をかけたくない!
という人は、どうすればいい?
今回は、火葬代がかからない方法について一考。
死後に一番お金がかからないのは献体。
献体とは何か?
献体(けんたい)とは、医学および歯学の発展のため、また、力量の高い医師・歯科医師を社会へ送りだすために、死後に自分の肉体(遺体)を解剖学の実習用教材となる事を約し、遺族が故人の意思に沿って医学部・歯学部の解剖学教室などに提供することである。
献体なら火葬代ゼロ
遺体移送費と火葬費は、献体を受ける大学で負担してくれる。
なので火葬代は無料ということになる。
希望なら墓地も墓石もいらない
ほとんどの大学では献体してくれた人のために遺骨を納めるための慰霊碑などがある。
毎年、大学主催の慰霊祭なども行う。
なので、希望すれば墓地も墓石もいらない。
でも、遺族がお参りする場所は確保できる。
もちろん遺骨を返してもらうこともできる。
遺骨返還は最大で3年程度かかる場合があるようだ。
葬式は挙げた後でも献体には問題ない
通常のお通夜や葬式は行った後でも問題なく献体はできる。
病気の人でも献体できる
生前の病気や手術のあとなどがあっても、「正常」なものと比較することで医学の発展に役立てることができることから、病気の人でも献体できる。
献体には遺族の同意が必要
献体は大学や日本篤志献体協会などで事前登録できる。
が実際死亡した後献体申し込み先に連絡するのは残された遺族。
なので、遺族の献体への同意は必須。
心理的抵抗がないなら
死後、体にメスを入れるということに心理的抵抗がないなら、献体をするのが一番お金がかからない。
まあ、「医学の発展に役立つ」という満足感もあるかもだし。
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