会社を辞めて自営業(フリーランス)、入っておきたい保険は何?
サラリーマンと自営業、入っておきたい保険はちょっと違うかもしれない。
公的保険・保障でまかなえない部分
・休業時の収入補償。
国民健康保険でも、病気のときの自己負担額は変わらない。
が、病気になったときの休業補償といえる傷病手当金の制度が国民健康保険にはない。
というわけで、この分は貯金して蓄えるか、収入補償保険で備えるかしないといけない。
・サラリーマンの加入する厚生年金は基礎年金部分と報酬比例部分の2階建てだが、自営業者が加入する国民年金は基礎年金部分だけ。
この報酬比例部分を補完するためには、まずは民間の保険ではなく、「国民年金基金」や「個人型確定拠出年金(個人型401k)」の利用を考えよう。
「国民年金基金」や「個人型確定拠出年金(個人型401k)」の場合、確定申告時には払った掛け金の全額を所得から控除できる。所得税が減るばかりか住民税や健康保険料なども安くなり、非常に有利。
現金こそが最大の保険
公的であれ民間の保険であれ、保険は、目的に沿わなければ使うことができない。
自営業者になるとクレジットカードの新規作成なども厳しくなるので、現金がないからクレジットカードでちょっと買い物なんてことも簡単にはできないし。
ローンの審査とかも厳しくなる。
フリーになったら、いざって時にすぐ使える現金(普通預金や解約手数料がかからない定期預金)が一番利用価値がある。
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