個人向け国債の場合、利付国債と違い市場で売買するわけには行かない。
では、満期まで個人向け国債の換金の方法が無いのかといえば、ちゃんとある。
ひとつは、国に買い取ってもらう方法。
個人向け国債を国に買い取ってもらう方法
・本人確認書類や印鑑を持って口座のある金融機関に行き、中途換金の手続きをすると、4営業日ほどで預金口座などにお金が入金される。
・中途換金は1万円単位。
・個人向け国債は発行から1年経過すれば中途換金ができる。
・災害救助法の適用対象となる大規模災害に遭った場合や、保有している人が亡くなった場合、1年経過する前でも換金できる。
・中途換金には手数料はらないが、「直前2回分の税引き前の利子の金額×0.79685」を返さなければいけないというペナルティーのようなものが発生する(中途換金調整額)。
・中途換金調整額をひかれても、元本割れになることはありません。
・個人向け国債を中途換金した際に受け取れる金額は、【額面金額 + 経過利子相当額- 中途換金調整額(ペナルティの額)】
(※1円未満切捨て)。
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