2012年4月から大きく変わる医療費。
がん放射線治療の医療費も大きく変わる予定。
癌の放射線療法については、毎日長期にわたって病院を受診し、医師の診断を受けて、放射線を照射するケースが多い。
が、今回の診療報酬の改訂で、『医者の診察は週に1回とし、後は放射線技師が経過観察』する仕組みを導入した。
ポイントは、『医師の診察を受けず、放射線療法を受けることができる』と言う部分。
癌放射線療法の医療費はどう変わる?
1、基本的に、癌放射線療法の自己負担は少なくなる
症状に大きな変化がなければ、毎回診察を受けずに済む。
と言うことで、医師の再診療がなくなる分、治療費が割安になる。
ちなみに、医師の診察代金は外来放射線照射診療料といって、280点(実際の医療費は280点×10円×健康保険の自己負担分割合)
放射線療法そのものは、1回70点(実際の医療費は70点×10円×健康保険の自己負担割合)
毎回診察を受ける場合より、自己負担割合3割の場合、5回通院したときの1週当たりの自己負担額は、1万4940円となり、210円下がる。
2、病院での待ち時間が短縮される
医師の診療時間がなくなる分、受診時の待ち時間が短縮される
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