今日は何の日?
阪神淡路大震災が起こった日だった。
20年前の今日、大震災が神戸を襲った。
阪神・淡路大震災
1995年(平成7年)1月17日(火)午前5時46分52秒に発生。
実地検分(担当者による現地調査)によって震度7が適用された最初で最後の事例。
阪神・淡路大震災の死傷者数
死者 : 6,434名、行方不明者 : 3名、負傷者 : 43,792名。
死亡者の内訳
- 兵庫県内6,402名 (99.5%)
- 兵庫県外(大阪府、京都府など)32名 (0.5%)
死者の80%相当、約5000人は木造家屋が倒壊し、家屋の下敷きになって即死した。
特に1階で就寝中に圧死した人が多かった。
死者の10%相当、約600人は「室内家具の転倒による圧死」と推定する調査(山口大学・大田教授のグループ)があった。
また、死亡に至るまでの時間も短かった。
遺体を検案した監察医のまとめでは、神戸市内の死者約2456人のうち、建物倒壊から約15分後までに亡くなった人が2221人と92%にも上り、圧死・窒息死で「即死」した人が大半を占めた。
阪神・淡路大震災の被害状況
住宅の被害
- 全壊104,906棟
- 半壊144,274棟
- 一部損壊390,506棟
火災被害
- 全焼7,036棟
- 焼損棟数7,574棟
その他被害
- 道路7,245箇所
- 橋梁330箇所
- 河川774箇所
- 崖崩れ347箇所
被害総額
約10兆円規模
建物被害の大きかった原因は?
阪神大震災での建物被害や建物の当会の下敷きになって死亡した人が多かった理由は建物の構造によるものが大きかったらしい。
神戸地区の木造住宅は、地震よりも台風に対応した木造住宅が多かったそう。
台風に対応するため以下の構造の住宅が多かったらしい。
- 日本瓦
- 基礎が石に柱を載せただけ
- 日本の伝統構法の流れを汲む木造軸組構法
このため振動に弱く瓦部分が重く、なおかつ瓦の固定方法も屋根に土を葺いてその上に瓦を載せる方法が多かった。
プレハブやツーバイフォー(木造枠組壁構法)と呼ばれる構法の住宅や3階建住宅の被害はほとんど無かったらしい。
ちなみに管理人の地元新潟の「新潟県中越地震」では比較的建物被害が少なかったといわれている。
原因は「豪雪地帯であるため建築基準法により雪に押し潰されない頑丈な構造が要求され作られていた」ためともいわれている。
中越地震の被害地帯には瓦屋根の家なんてまず無かったもん。
といっても、震源地付近の家屋の被害はすごかったけど。
おいらは震源地近くに居たため、目の前で家がどんどん崩れていったのや妙見の山が音を立てて崩れていったのを目の当たりにした。
日本に住んでる限り地震からは逃げられんなあ。
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