投資信託基準価額ってわかりにくい。
さて?投資信託の基準価額ってどういうもの。
投資信託の基準価額は株の株価のようなもの
投資信託の基準価額はごく簡単に言えば株の場合の株価のようなもの。
株式投資をやったことのある人は、こういうとわかりやすいかもしれない。
ただし、投資信託の基準価額は株の価格と違って、基本的には1日1回しか変動しない。
買うとき・売るときにはいくらになっているかわからないのが投資信託の基準価額
投資信託の基準価額は1日1回しか更新されない。
更新のタイミングは、組み入れの銘柄の終値を基に計算される。
「いくらで投資信託を買ったのか」「投資信託がいくらで売れたのか」がわかるのは、翌営業日以降になる。
株と違って値段を指定しての売買というものもできないので、買うときにも売るときにも本当の金額がわからない。
*ETF(上場投資信託)の場合は、株式と同様リアルタイムで相場をみながら売買を行うことがでる。
分配金を払った投資信託の基準価額は下がる
投資信託の基準価額は分配金を払った後には必ず下がる。
もちろん、そのほかの要素もあるが・・・。
そんなこんなで、基準価額が高い投資信託が儲かる投資信託とは必ずしもいえない。
投資信託の運用実績を比較するには?
投資信託の成績を比較するときは、分配金の額を公表されている投資信託の基準価額に加算して考える。
といっても、自分で、分配金+基準価額を計算してどれだけ儲かるかって考えるのも大変。
モーニングスターのHPでは、この分配金+基準価額を加味したトータルリターンを表示している。
複数の投資信託を比較することもできる。
基本的には基準価額の低いときに買って高いときに売れば利益になる
基本的には基準価額の低い時にかって、基準価額が高くなったら売ると儲けになる。
同じ条件で作られたファンドなら、基準価額が低いほうが儲かる可能性は高い。
ただし、分配金の出るタイプのファンドの場合、その分配金が出るときに手数料が差し引かれたりするから、本当に手元に来るお金はそこらへんを考える必要もある。
あくまで自己責任
リターン率はあくまで過去の記録。
その時点で儲かるかどうかはそのときの経済と組み入れている銘柄(内容)しだい。
あくまで、自己責任で投資してね。
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