NISA口座で購入した投資信託の分配金。
果たして課税?それとも非課税?
とその前に、投資信託の分配金って2種類あるって知ってた?
投資信託の分配金の種類
・普通分配金
普通分配金は、投資信託の元本の運用により生じた収益から支払われる利益の分配金のこと。
通常は課税対象となる。
・特別分配金
特別分配金は、利益の分配ではなく、「投資した元本の一部払い戻し」に当たる。
利益ではないため、課税対象とならない。
NISA口座での投資信託の分配金の扱い
NISA口座をどこの金融機関に開設したかにかかわらず、普通分配金に係る税金が非課税となる。
特別分配金は、NISAにかかわらず非課税。
投資信託のみを投資の対象とするなら、どこの金融機関でNISA口座を開設しても問題ない。
ただし、株やETF、REIT、投資信託など多様な商品を投資の対象としたいのであれば、証券会社でNISAを開設する必要がある。
残念ながら、銀行で取り扱えるNISA対象商品は投資信託に限定されている。
しかも、1人1金融機関1口座で4年間は変更ができない。
*現在は1年ごとにNISA口座の金融機関を変更することができる。
NISA口座を開設する際には、自分の投資スタイルをきちんと決めてから開設先を決めよう。
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