記事内に広告が含まれています。

利付国庫債券・個人向け国債・仕組み預金

 利付国庫債券は毎月発行される国の債券。

 要するに国債の一種だ。

 10月の利付き国庫債券の利率は以下のとおり。


利付国庫債券(10年)(第325回)

募集期間(予定) 10/10(水) 9:00 ~10/19(金)18:00
利率(年)税引前 0.8%、税引後0.63748%
経過利子の調整額 46日分
申込単位 5万円以上5万円単位
発行日 2012/11/5
募集価格 額面金額100円につき100円70銭
償還日/残存期間 2022/9/20 / 約10年
発行体 日本
利払日 毎年3/20及び9/20 (年2回)
1回の申込み当たりの上限額 額面金額で1億円
応募者利回り (税引前/税引後) 0.724% /0.562%

利付国庫債券(2年)(第321回)

募集期間(予定) 10/2(火) 9:00 ~10/19(金)18:00?
利率(年)税引前/税引後 0.10% / 0.079685%
経過利子の調整額 21日分
申込単位 5万円以上5万円単位
発行日 2012/11/5 募集価格 額面金額100円につき100円07銭
償還日/残存期間 2014/10/15/ 約2年
発行体 日本
利払日 毎年4/15及び10/15 (年2回)
1回の申込み当たりの上限額 額面金額で1億円
応募者利回り (税引前/税引後) 0.063% / 0.043%

利付国庫債券(5年)(第106回)?

?募集期間(予定) 10/19(金) 9:00 ~10/19(金)18:00
利率(年)税引前/税引後 0.20% / 0.15937%
経過利子の調整額 46日分
申込単位 5万円以上5万円単位
発行日 2012/11/5 募集価格 額面金額100円につき100円31銭
償還日/残存期間 2017/9/20 /約5年
発行体 日本 利払日 毎年3/20及び9/20 (年2回)
1回の申込み当たりの上限額 額面金額で1億円
応募者利回り (税引前/税引後) 0.135% /0.095%


 利付国庫債券と個人向け国債の違いをちょっと復習してみよう

利付き国庫債券

償還期間 2年、5年、10年
金利:固定金利
中途換金方法:債券市場での売却のため、金利上昇局面では元本われになる可能性が高い。
個人向け国債は利付き国債の利率から0.8%を引いて金利が決定される。

個人向け国債

固定5年・3年と変動金利10年。
変動金利10年の個人向け国債の場合、変動金利で最低保証0.05%。
現在復興国債と復興応援国債(当初3年間は固定金利0.05%)の2種類がある。
償還期間10年
中途換金方法:財務省の買取のため元本割れなし。
固定5年は2年間換金できず利子4回分を返還。
変動10年は1年間換金できず利子2回分を返還。

 さて、今回の利付国庫債券。

 とくかどうかという話だが、2年もの・5年ものに関して言えば、 銀行の定期預金でも利付国債以上の金利がつく定期預金はある。

 問題は、10年もの。


10年もの利付国庫債券と仕組み預金(最長10年満期)を比較すると

 10年もの利付国庫債券と同じくらいの利率設定の預金と言うと、仕組み預金。

 利付国庫債券の10年物は、金利上昇場面での途中換金が難しい(元本われを覚悟すれば可能だが)。

 逆に、金利が下降している場合、思わぬ利益が出ることもある。

 仕組み預金の場合、満期が銀行の都合によって決められていて、解約が預金者からはできないのが原則。

 金利上昇画面では、銀行は満期設定しない。

 金利が下降する場面では、早期に満期設定される可能性が高い。

 どっちを選ぶか?と言われれば、同じ10年の設定ならば、利付国庫債券の方がいいような気がする。

 皆さんならどちらを選ぶ?

コメント

タイトルとURLをコピーしました