我が家の母が体を壊し、介護保険の申請をした。
で、そのときに、父のモラハラ振りも相談した。
今日はそのときの話を少ししたい。
日付はでたらめだが、経過は本物。
母動けなくなる
4/1前から「足が痛い」「立ち上がるのが大変」といっていた母から電話が入る。
実家に行ってみると、「壁伝いに動いて掃除や洗濯をしていたが、歩くのがままならなくなって、トイレまで自力で歩けなくなった。腰も痛くて」と訴える。
その日のうちに介護保険の申請をする。
自費でもいいと思い、トイレやベット周りに手すりを借りた。
が、父は業者が来ている間はご機嫌だったが、帰ったとたん「余計なものを借りなくていい。動けないなら施設へ行け」と怒り出した。
このやり取りが数日続いたある日、様子を見にいったところ「こんなになるほど長生きしなければ良かった」「私はもう要らない人間」「利用価値がなくなった人間はいらない」と母が言い出した。
そして、なぜか料理を作っている母。
居間で寝転んでいる父・・・。
地域包括支援センターに相談に行く
父がなんと言おうと、ベット周辺とトイレの手すりは母の生活に必要不可欠。
そして、手すりを借りるためにはケアマネを頼まなければならない。
「こんなになるほど長生きしなければ良かった」「私はもう要らない人間」という母の言葉も気になったし。
そんなこんなで地域包括支援センターというところに相談に行った。
地域包括支援センターは65歳以上の人の相談窓口だ。
地域包括支援センターの職員は話を聞いて、すぐに母の様子を見に行ってくれた。
このとき、母はベットに腰をかけ、下を向いていた。
その顔は、まるで幽霊のように生気がなかったのだ。
モラハラ夫から緊急避難
地域包括支援センターの職員は母の様子を見て、モラハラ夫との隔離が必要と判断したらしい。
が、問題は母の意向。
絶対、家を出て行かないと思ったのだが・・・。
なんとその場で「夫と離れたい」という。
おいらが「このまま黙って、家を出るよ」といってもうなずいている。
父に「出て行くことを話す」とも言い出さない。
黙って出て行くことに絶対反対すると思ったのだが。
どうも父のモラハラ振りに限界に来ていたらしい。
母の意向を聞いて、地域包括支援センターの職員がその場で、避難先を用意してくれた。
そして、母の預金通帳などをもってその日のうちに父の元を離れたのであった。
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