われわれ普通の労働者にとって、病気や怪我で働けないというのは、心配の種の一つ。
病気やけがで働けない状態が一定期間を超えて続く場合、所得を補てんする保険がある。
これらの保険は、入院に備える医療保険と違い、自宅療養中なども保険金支払いの対象となる点が特徴。
働けない状態が続く限り、例えば加入時から60歳までといった長期にわたる支払いにも対応するような商品もある。
が、これらの所得を補填する保険にも落とし穴がある。
精神的な疾患に民間の所得補填保険は厳しい
まず、精神的な疾患によって、働くことができなくなった場合の所得補填は、保険会社各社、あまり積極的ではない。
原因は、おそらく、その数と上昇率の多さ。
他の疾患では、数十年の所得を補填する保険会社でも、精神的な疾患の場合せいぜい数年といったところ。
また、精神的な疾患によると思われる薬を内服していた場合は保険の加入を断られるケースも。
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