複式帳簿の仕訳を間違えたら、逆仕訳で前の仕訳を取り消して、正しい仕訳を記載すればことは済む。
だけど、日商簿記3級だとその仕訳を答えに書くと正解にならない。
普通に仕分け間違いの修正をするのと、日商簿記3級での訂正仕訳と比較してみたよ。
仕訳を間違えたら逆仕訳で取り消すか訂正仕訳

複式帳簿の仕訳を間違えちゃった。
仕訳を間違えたら、逆仕訳で間違えた仕訳を取り消してから、正しい仕訳を記入すればいいんだよね?

そう、逆仕訳して正しい仕訳を記載しなおすか訂正仕訳を記入するんだ。

簿記3級は訂正仕訳で処理するんだよね。

まがえた仕訳の内容を逆仕訳して取り消して正しい仕訳を記載する方法はわかりやすいんだけど、簿記3級での訂正仕訳はちょっと理解しにくいんだよね。

忘れちゃうから、メモしておこう。
勘定科目の間違いを修正する

消耗品を現金100円で買ったのに、間違えて備品っていう勘定科目で仕訳しちゃった。

そんな場合は、間違った仕訳を逆仕訳で相殺して正しい仕訳を記載するよ。
勘定科目の間違いを修正-間違った仕訳を逆仕訳で相殺して正しい仕訳を記載
1.間違えたのに気づいた日付で、間違った仕訳を逆仕訳して相殺する。
2.正しい仕訳を記載する。

逆仕訳は間違えた仕訳の借方と貸方が逆になって、その後正しい記帳を記帳すればいいから簡単だよね。

普通ならこれで済むんだけど、簿記3級では訂正仕訳というのをするんだ。
勘定科目の間違いを修正-訂正仕訳

簿記3級では訂正仕訳というのをするよ。
1.間違えたのに気づいた日付で、間違った仕訳を逆仕訳。

この逆仕訳は仕訳帳には記載しないんだ。
2.正しい仕訳と逆仕訳の勘定科目と金額を相殺して訂正仕訳を仕訳帳に記載する。

この場合は、「以前に記帳した間違った仕訳」と「訂正仕訳」が仕訳帳に記載されるよ。
金額の記帳を間違えた

こちらも逆仕訳して正しい仕訳を記載すればOKなんだけど、簿記3級の訂正仕訳は勘定科目を間違えた時以上に解り難い。

ポイントは
「逆仕訳・正しい仕訳」の【左(借方)金額の多いほうの勘定科目】を【訂正仕訳の左(借方)】に記載する。
ってとこ。
間違えて金額を少なく記帳した

こちらも間違えた仕訳の分を逆仕訳で相殺して正しい仕訳を記帳すればOK。

でも、日商簿記3級だとやっぱりそれだと正解にならなくて、訂正仕訳をするんだ。
間違った仕訳を逆仕訳で相殺して正しい仕訳を記載
1.間違えたのに気づいた日付で、間違った仕訳を逆仕訳して相殺する。
2.正しい仕訳を記載する。

仕訳帳には、「間違えた仕訳」「逆仕訳」「正しい仕訳」が残るよ。
訂正仕訳で記帳
1.間違えたのに気づいた日付で、間違った仕訳を逆仕訳。
2.正しい仕訳と逆仕訳を比較して、訂正仕訳を記帳する。

訂正仕訳の左(借方)には「逆仕訳・正しい仕訳」の【左(借方)金額の多いほうの勘定科目】の勘定科目が入る。

仕訳帳には「以前に記帳した間違った仕訳」と「訂正仕訳」が残る。
間違えて金額を多く記帳した

間違えた仕訳の分を逆仕訳で相殺して正しい仕訳を記帳すればOK。
でも、日商簿記3級だとやっぱりそれだと正解にならなくて、訂正仕訳をする。
間違った仕訳を逆仕訳で相殺して正しい仕訳を記載
1.間違えたのに気づいた日付で、間違った仕訳を逆仕訳して相殺する。
2.正しい仕訳を記載する。

仕訳帳には、「間違えた仕訳」「逆仕訳」「正しい仕訳」が残る。
訂正仕訳で記帳
1.間違えたのに気づいた日付で、間違った仕訳を逆仕訳。
2.正しい仕訳と逆仕訳を比較して、訂正仕訳を記帳する。

訂正仕訳の左(借方)には「逆仕訳・正しい仕訳」の【左(借方)金額の多いほうの勘定科目】の勘定科目が入る。

仕訳帳には「以前に記帳した間違った仕訳」と「訂正仕訳」が残る。
なぜ日商簿記3級では【訂正仕訳】が必要?

実際には逆仕訳で間違った仕訳を相殺して正しい仕訳を記載すればOKなのに、なんでわざわざ訂正仕訳が必要とされるのかな?
間違いが起こる元のような気がするんだけど。

理由をAIに聞いてみたよ。
【間違えた仕訳】借方:仕入・80、貸方:現金・80
【逆仕訳】借方:現金・80、貸方:仕入・80
【正しい仕訳】借方:仕入・100、貸方:現金・100
これで帳簿の修正はOK?
簿記3級などで
【間違えた仕訳】借方:仕入・80、貸方:現金・80
【訂正仕訳】借方:仕入・20、貸方:現金・20
と複雑なことをするのは何のため?
@AI回答
ご提示いただいた方法で、帳簿上の金額は正しく修正されます!実務上も、一度「逆仕訳」でミスをゼロに戻してから「正しい仕訳」を切り直すやり方は、ミスが起きにくいため一般的です。
簿記検定などで、わざわざ差額だけを動かす「訂正仕訳」を習うのには、主に2つの理由があります。
1. 帳簿の「総額(ボリューム)」を膨らませないため
逆仕訳を使うと、帳簿上の「仕入高」や「現金支出」の累計額が、本来の取引額よりも余計に大きく記録されてしまいます。
あなたの方法: 合計で180円分の取引があったように見えます(80円の取消+100円の計上)。
訂正仕訳: 差額の20円だけを足すので、合計は正しい100円のままです。
経営分析などで「今月はいくら仕入れたか」を正確に把握したい場合、差額修正の方がスマートだとされています。
2. 試験における「思考のトレーニング」
検定試験では、単純な修正よりも「今ある状態から、ゴール(正しい状態)にするには、どの科目をいくら動かせばいいか?」という調整能力が試されます。いわば、パズルを解くような思考プロセスを問うているわけです。
実務でのアドバイス:
最近の会計ソフトでは、間違えた伝票自体を「削除・修正」できるものも多いですが、履歴を残すためにあえて逆仕訳を生成する機能もあります。どちらが正しいということはありませんが、「なぜこの仕訳を入れたか」が後から見てわかることが一番重要です。

帳簿ってさ、スマートさより、正確さを重視したほうがいいと思うんだけどなあ。

間違えた仕訳を間違った訂正仕訳で直すなんてことになったら元も子もないよね。







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